若者との接し方に35歳吉田麻也が私見 「基本的に合わない」「別の生き物だと思って接したらいいんじゃないか(笑)」
昨年のワールドカップまで日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也。35歳のベテランとなった彼は若手にどう接しているのか。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「吉田麻也のチャレンジ&カバー」で、若手への指導に悩んでいるという管理職の男性からの相談に対してこう答えていた。
「ちゃんと要求をすると今の子って割りとそっぽを向いちゃったりね、ソフトすぎると響かなかったり、難しいんですよ。あと、聞いているか聞いていないかよく分からない反応が薄いっていうのが一番なんじゃないかなと思います。
仮に僕が管理職だとして、今の大卒くらいの選手が若手だとしたら、まぁこれは合わない!基本的に合わない、合おうとすることが難しい。だから、別の生き物だと思って接したらいいんじゃないかなと思います(笑)
ただ、昨今はパワハラ問題とか難しい問題がたくさんあるので、言葉づかいは僕も選手会とかやっているので、ものすごい気を付けていますよ。普段は割とズバズバ言っちゃうのであれなんですけど(笑)そういうところではなるべく気を付けるようにしていますし」
「難しいですね、会社だとモチベーションにばらつきがあるので。日本代表とかだと、みんな目標や大志を抱いている人が多いので割りとまだいいのかなと思うんですけど。
ひとつアドバイスするとしたら、厳しく接して、誉める時は5倍の声量で誉めるっていうのは、最近僕のなかで流行っているやり方(笑)僕のなかでマイブームなだけなんですけど、これで割と何とかなるんじゃないかなと思うので、一度やってみて欲しいなと思います。
年齢差で必ず考え方や価値観は変わってくるし、今は特にデジタルネイティブっていって、常にデバイスとともに生きてきた生まれ育った子たちなので、そういうのも関係するのかなぁと思いますけども」。
若手とは合わないことを自覚しつつ、叱る時の5倍は誉めるというやり方を実践しているようだ。
そんな吉田だが、7歳の娘には嫌われないように接してしまうとか。「逆に母親は娘に本当に厳しい(笑)」とも話していた。