納屋を改装したというカフェでランチを楽しめるほか、古墳の見学も。

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奈良県の南部に位置する御所市にある『古墳カフェ・Midoro・』。
その名の通り、敷地内に「水泥古墳」を擁するカフェである。この貴重な国の指定史跡である古墳を維持していくため、店主の後藤敏子さんが2022年11月にオープン。

長年学んできた「重ね煮」で調理したランチの提供を始めた。

●野菜の旨みを引き出す「重ね煮」ランチ



ガラス鍋に野菜を層のように重ねて蒸し、調味料は醤油、塩、みりん、味噌のみ。シンプルであっさりとした味付けなのかと思いきや、野菜の味がしっかりと引き出され、ラタトゥイユなどは濃厚な旨みが感じられる。

他には玄米とカボチャのポタージュ、味噌汁、冬瓜のそぼろ煮、れんこんのきんぴらなど、盛りだくさんの品数でありながら、身体に優しいのがまた嬉しい。丁寧に調理された一品一品、どれも染み入るおいしさである。

「古墳カフェ・Midoro・」

住所/奈良県御所市古瀬904

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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