9日、リバプールのFWルイス・ディアスの父親の無事が確認された。10月末、故郷コロンビアに住む両親が民族解放軍(ELN)の左翼ゲリラに誘拐されており、母親は後日発見されたが、父親は見つかっていなかった。コロンビア『セマナ』が伝えた。

　L・ディアスの両親は10月28日に故郷コロンビアのバランカスで、ELNに銃を突きつけられて誘拐に遭った。同日夜に母親は発見されたが、父親は見つからず。コロンビア政府が数百人の警察と兵士を投入し、解決を目指していた。

　政府はELNと解放への交渉を進めていたが、一時は解放延期の見方も強まっていた。しかし交渉の結果、父親は無事が確認され、身元の確保に至ったという。

　L・ディアスは喜びを伝えており、「第一に神と都市バランキージャのすべての人々、コロンビア全土のすばらしいサポートに感謝したい」と語っている。