[11.8 欧州CLグループA第4節 コペンハーゲン 4-3 マンチェスター・U]

 激しいシーソーゲームに終止符を打ったのは17歳の神童だった。

 コペンハーゲン(デンマーク)は8日にホームで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループA第4節でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と対戦。前半にFWラスムス・ホイルンドの連続弾で2点のリードを許しながらも、相手が退場者を出した後に2ゴールを奪い、ハーフタイム前に2-2と同点に追い付いた。

 後半もMFブルーノ・フェルナンデスのPK弾で勝ち越されたが、MFルーカス・レラガーの得点で再びゲームを振り出しに戻す。そして3-3で迎えた後半42分、ゴール前のこぼれ球を途中出場MFルーニー・バルドグジが左足のボレーで叩き込み、コペンハーゲンは4-3と劇的な逆転勝利を飾った。

 コペンハーゲンのユース出身のバルドグジは、17歳358日での欧州CL初ゴール。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによると、同大会のユナイテッド戦で得点を記録した史上最年少選手だという。

 コペンハーゲンは今大会初白星を手にし、グループ2位に浮上。ユナイテッドは最下位転落となった。