『THE SECOND』第2回開催発表 東野幸治「M-1とは全然違う大会なんやな」
結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』の第2回大会が開催されることが7日、発表された。グランプリファイナルは、来年5月にフジテレビ系全国ネットで、ゴールデンタイムに生放送される。
宮司愛海アナ(左)と東野幸治=『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』第1回大会グランプリファイナルより
今年行われた第1回大会は、133組の漫才師が出場。激戦を勝ち抜いた8組が進んだグランプリファイナルは、司会の東野幸治と宮司愛海アナウンサー、そしてアンバサダーの松本人志が見守る中、ギャロップ(林健、毛利大亮)が初代王者に輝いた。
放送中からSNSには「#ザセカンド」などの関連ワードが飛び交い、放送終了後の見逃し配信は、149万再生を記録した(※4エピソードの合計、ビデオリサーチ調べ)。
第2回大会のエントリー受付は、12月1日から来年1月10日までを予定。出場資格は、もちろん「結成16年以上のプロの漫才師」であること。また前大会より引き続き、「アマチュアや即席ユニットは出場不可」「全国ネットの漫才賞レースでの優勝経験があるコンビは出場不可」となる。エントリー締め切り後、「選考会」と、2回の「ノックアウトステージ」を行い、24年5月に「グランプリファイナル」を開催。前回と同じく、東野幸治を司会に迎える。
コメントは、以下の通り。
○■東野幸治 コメント
――『THE SECOND』第2回大会の開催が決定しました。今の率直なお気持ちは?
「まず思ったのは、2回目が決まってよかったなと。前回は、どんな大会なのかわからなくて出場を見送った漫才師の方たちもたくさんいたと思うんですけど、1回目を見て“俺たちも出てみたい”って思ってくれた人がいたら、ぜひぜひ、参加してほしいです。“なんか楽しそうやな”とか、“あの大会やったら出やすい”みたいに思ってくれた漫才師は、きっとたくさんいると思うんで」
――第1回大会を振り返って、特に印象に残っているコンビや対戦カードは?
「いやもう、全組ですよ。全体を通して思ったのは、『M−1(グランプリ)』とは全然違う大会なんやな、と。『M−1』を踏襲したようなネタで攻めてくるコンビもいれば、楽屋オチみたいな、『M−1』を卒業した漫才師ならではの、もっちゃりとしたネタをするコンビもいて(笑)。新旧の漫才がごちゃっと混ざってる感じが、独特で面白かったです。ちょっとびっくりしました」
――大会が終わった後、出場した漫才師の方々や、芸人仲間の方々からの反響はいかがでしたか?
「シャンプーハット(※「ノックアウトステージ32→16」で敗退)と会ったときに、“出てよかったです”“楽しかったです”って言ってくれて。うれしかったですし、ぜひまた出てほしいなと思います。あと、ほんこんさんが見たらしくて、えらい興奮してましたね。“俺も130Rで出たい”って言うてたんですけど、板尾(創路)さんから速攻で断わられてました(笑)」
――結成16年以上の漫才師の方々へ、エールをお願い致します。
「僕が言うのもおこがましいんですけど、『THE SECOND』って、漫才師のみなさんにとっては、久しぶりに真摯に漫才に向き合える、いい機会やと思うんです。優勝するには3本ネタがないといけないんで、なかなか大変だとは思いますけど、自分たちの力を試してみたいとか、改めて漫才を楽しみたいというコンビがいたら、ぜひ参加してもらえれば。大ベテランの方も、なかなか“ぜひ”と軽々しくは言えないけれども、楽しい思い出を作ろう、くらいの意識で臨んでいただけたらうれしいです(笑)」
――それでは最後に、来年の第2回大会を楽しみにしている視聴者=お笑いファンの方々に向けて、メッセージをお願いします。
「第2回も、大いに楽しんでいただきたいなと。テレビで見るのもよし、スタジオまで見に来て、審査員をやるのもよし(笑)。あと、ノックアウトステージは配信でも見られるかもしれないので、いろんな形で楽しんでください!」
○■日置祐貴氏(総合演出)コメント
「出場者の皆様の“一緒に大会を盛り上げよう!”という強い熱意に支えられ、第1回大会が素晴らしい大会になったことに非常に感謝しております。引き続き、ベテラン漫才師の皆様の匠(たくみ)の技を真っ直ぐにお茶の間に届けられるよう、大会運営及び番組制作に誠心誠意向き合っていきます」
○■石川綾一氏(チーフプロデューサー)コメント
「まずは全容がわからない中、第1回大会に出場してくださった133組のベテラン漫才師さんに感謝申し上げます。ベテラン漫才師さんの“芸”はもちろん、対決後にお互いを讃(たた)え合い、お客さんを楽しませてくださる“ノーサイドの精神”には胸を打たれました。テレビ番組制作ではあるのですが、さながら『THE SECOND劇場』で観劇したような幸せな時間でした。毎年参加したいと思っていただける最高のステージをご用意すべく、第2回大会も我々制作陣は全力を尽くします!」
【編集部MEMO】
第1回大会のエンディングで、松本人志は「素晴らしい大会だったと思います。第2回、第3回とぜひ続いてほしいなと思いました」と総評し、後日に行われたフジテレビの定例会見で、港浩一社長は「結成16年以上の漫才師による新しい賞レースとして話題を提供できた。今後、大切に育てていきたい」と早くも大会の継続に意欲を示していた。また、初代優勝のギャロップは、準優勝のマシンガンズの露出が増えていることに、「マシンガンズのほうが出すぎやな(笑)。でも『THE SECOND』って本当に仲間意識がすごくて、特攻隊長として滝沢(秀一)さんが行ってくれてるのはうれしいですね」(毛利大亮)、「僕ら漫才の冒頭で『みんな(髪)生えすぎちゃう?』『おまえが抜けすぎやねん』っていうやり取りがあるんですけど、それに照らし合わせると『マシンガンズさん出すぎちゃう?』『ギャロップが出てなさすぎやねん』の可能性がある」(林健)と語っている。
(C)フジテレビ
宮司愛海アナ(左)と東野幸治=『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』第1回大会グランプリファイナルより
今年行われた第1回大会は、133組の漫才師が出場。激戦を勝ち抜いた8組が進んだグランプリファイナルは、司会の東野幸治と宮司愛海アナウンサー、そしてアンバサダーの松本人志が見守る中、ギャロップ(林健、毛利大亮)が初代王者に輝いた。
第2回大会のエントリー受付は、12月1日から来年1月10日までを予定。出場資格は、もちろん「結成16年以上のプロの漫才師」であること。また前大会より引き続き、「アマチュアや即席ユニットは出場不可」「全国ネットの漫才賞レースでの優勝経験があるコンビは出場不可」となる。エントリー締め切り後、「選考会」と、2回の「ノックアウトステージ」を行い、24年5月に「グランプリファイナル」を開催。前回と同じく、東野幸治を司会に迎える。
コメントは、以下の通り。
○■東野幸治 コメント
――『THE SECOND』第2回大会の開催が決定しました。今の率直なお気持ちは?
「まず思ったのは、2回目が決まってよかったなと。前回は、どんな大会なのかわからなくて出場を見送った漫才師の方たちもたくさんいたと思うんですけど、1回目を見て“俺たちも出てみたい”って思ってくれた人がいたら、ぜひぜひ、参加してほしいです。“なんか楽しそうやな”とか、“あの大会やったら出やすい”みたいに思ってくれた漫才師は、きっとたくさんいると思うんで」
――第1回大会を振り返って、特に印象に残っているコンビや対戦カードは?
「いやもう、全組ですよ。全体を通して思ったのは、『M−1(グランプリ)』とは全然違う大会なんやな、と。『M−1』を踏襲したようなネタで攻めてくるコンビもいれば、楽屋オチみたいな、『M−1』を卒業した漫才師ならではの、もっちゃりとしたネタをするコンビもいて(笑)。新旧の漫才がごちゃっと混ざってる感じが、独特で面白かったです。ちょっとびっくりしました」
――大会が終わった後、出場した漫才師の方々や、芸人仲間の方々からの反響はいかがでしたか?
「シャンプーハット(※「ノックアウトステージ32→16」で敗退)と会ったときに、“出てよかったです”“楽しかったです”って言ってくれて。うれしかったですし、ぜひまた出てほしいなと思います。あと、ほんこんさんが見たらしくて、えらい興奮してましたね。“俺も130Rで出たい”って言うてたんですけど、板尾(創路)さんから速攻で断わられてました(笑)」
――結成16年以上の漫才師の方々へ、エールをお願い致します。
「僕が言うのもおこがましいんですけど、『THE SECOND』って、漫才師のみなさんにとっては、久しぶりに真摯に漫才に向き合える、いい機会やと思うんです。優勝するには3本ネタがないといけないんで、なかなか大変だとは思いますけど、自分たちの力を試してみたいとか、改めて漫才を楽しみたいというコンビがいたら、ぜひ参加してもらえれば。大ベテランの方も、なかなか“ぜひ”と軽々しくは言えないけれども、楽しい思い出を作ろう、くらいの意識で臨んでいただけたらうれしいです(笑)」
――それでは最後に、来年の第2回大会を楽しみにしている視聴者=お笑いファンの方々に向けて、メッセージをお願いします。
「第2回も、大いに楽しんでいただきたいなと。テレビで見るのもよし、スタジオまで見に来て、審査員をやるのもよし(笑)。あと、ノックアウトステージは配信でも見られるかもしれないので、いろんな形で楽しんでください!」
○■日置祐貴氏(総合演出)コメント
「出場者の皆様の“一緒に大会を盛り上げよう!”という強い熱意に支えられ、第1回大会が素晴らしい大会になったことに非常に感謝しております。引き続き、ベテラン漫才師の皆様の匠(たくみ)の技を真っ直ぐにお茶の間に届けられるよう、大会運営及び番組制作に誠心誠意向き合っていきます」
○■石川綾一氏(チーフプロデューサー)コメント
「まずは全容がわからない中、第1回大会に出場してくださった133組のベテラン漫才師さんに感謝申し上げます。ベテラン漫才師さんの“芸”はもちろん、対決後にお互いを讃(たた)え合い、お客さんを楽しませてくださる“ノーサイドの精神”には胸を打たれました。テレビ番組制作ではあるのですが、さながら『THE SECOND劇場』で観劇したような幸せな時間でした。毎年参加したいと思っていただける最高のステージをご用意すべく、第2回大会も我々制作陣は全力を尽くします!」
【編集部MEMO】
第1回大会のエンディングで、松本人志は「素晴らしい大会だったと思います。第2回、第3回とぜひ続いてほしいなと思いました」と総評し、後日に行われたフジテレビの定例会見で、港浩一社長は「結成16年以上の漫才師による新しい賞レースとして話題を提供できた。今後、大切に育てていきたい」と早くも大会の継続に意欲を示していた。また、初代優勝のギャロップは、準優勝のマシンガンズの露出が増えていることに、「マシンガンズのほうが出すぎやな(笑)。でも『THE SECOND』って本当に仲間意識がすごくて、特攻隊長として滝沢(秀一)さんが行ってくれてるのはうれしいですね」(毛利大亮)、「僕ら漫才の冒頭で『みんな(髪)生えすぎちゃう?』『おまえが抜けすぎやねん』っていうやり取りがあるんですけど、それに照らし合わせると『マシンガンズさん出すぎちゃう?』『ギャロップが出てなさすぎやねん』の可能性がある」(林健)と語っている。
(C)フジテレビ