テレビ朝日の全報道情報番組が参画、「SDGs」をテーマにした集中企画がこの秋も展開<未来をここからプロジェクト>
2020年10月からテレビ朝日が継続的に取り組んでいる『未来をここからプロジェクト』。
この秋も、《より良い世界》と《新たな未来》を見据えた集中企画『未来をここからプロジェクト×SDGs』を展開することになった。
9月17日(日)〜9月24日(日)の8日間にわたり、テレビ朝日の全報道情報番組が参画し、「気候変動」や「エネルギー危機」など地球レベルの大問題に鋭く斬り込みながらSDGsを広く深く見据えた企画や特集を発信していく。
◆『報道ステーション』では“北極”に肉薄
平日の9月18日(月)〜9月22日(金)は、帯の報道情報番組が独自企画を展開。
『グッド!モーニング』では、「林修のことば検定スマート」で環境問題や教育などSDGsに関連する「ことば」クイズを出題。
また、『羽鳥慎一モーニングショー』では9月20日(水)、特集「水素細菌でCO2吸収 神戸大が進めるバイオコンビナート構想」を放送。
植物の65倍にもおよぶ吸収能力でCO2を吸収し、プラスチックやタンパク質、燃料を生み出す「水素細菌」を使った“異常気象および地球温暖化対策”の最新研究に迫る。
『大下容子ワイド!スクランブル』では連日、「動物の皮を使わない“植物性レザー”の開発に取り組む女性」、「異常気象から山を守るべく切磋琢磨する新人女性“空師”」、「全国でも珍しい民間体育館を開業し、スポーツの輪を広げている和菓子職人」、「ヘアドネーション活動に取り組む姉妹」、「水中ゴミ拾いをマリンアクティビティーとして広める活動に従事する女性」を紹介。
『ANNニュース』では、「日本文具大賞2023サステナブル部門で優秀賞を受賞した“服の鉛筆”」や「CO2を肥料にしたミニトマト栽培」、「大麦育種で気候変動に挑む取り組み」、「藻の力で挑むCO2削減」、「UAEとタッグを組んだ日本の液体水素運搬技術」、「パン・水・土から電気を作って建物を照らす夢の技術」を取材する。
さらに、『スーパーJチャンネル』では、「電気代をセーブする窓の断熱工夫」や 「たった2日で完成する(!?)3Dプリンター住宅」、「高齢者と若者の交流を促進する“ソーシャルアパート”」などを特集。あっと驚く新技術や、これからの時代を見据えた活動の全貌を伝える。
そして『報道ステーション』では、「シリーズ北極ノートSP 『気候変動』」をお届け。
これまで番組では渾身の現地取材を重ね、世界でもっとも温暖化の影響を受けている北極の《今》を伝えてきたが、今回はその総括。
取材を敢行したディレクターがスタジオ出演し、自らが目の当たりにした“北極で進行する気候変動”を報告する。
◆土日の番組でも注目企画が続々
土日も各番組が、さまざまな角度からSDGsに関連した特集を放送する。
9月23日(土)は、『テレメンタリー2023』で「不登校を救う! トーキョーコーヒー」と題したドキュメンタリーを放送。
続く『週刊ニュースリーダー』では、幅広く流通している「空調服」のルーツを取材する。
また『しあわせのたね。』では、ため池を活用した発電事業を行い、「地域と環境の共生が図れる選択肢」として社会に広めようと考えている社長を紹介。『人生の楽園1時間SP』では、山形・天童市の将棋の駒、福井・鯖江市の越前漆器の伝統を未来につなぐ2組の夫婦を紹介する。
『サタデーステーション』では、「気候変動に影響されない食料の安定確保」について特集。今回は国内外の気候変動に左右されない新しい食料生産の現場を、《酪農・農業・漁業》の3分野で取材。持続可能な食料確保の未来を探っていく。
『未来をここからプロジェクト×SDGs』ウィークの初日と最終日にあたる9月17日(日)&24日(日)は、『サンデーLIVE!!』で「海の中を鑑賞しながら、海中CO2濃度の変化をリアルタイム確認する画期的なクルーズツアー」、そして「N2O(一酸化二窒素)を減らす“地球冷却微生物”を使った温暖化対策研究」を紹介。
『ANNスーパーJチャンネル』では、「WHOに聞く気候変動の今」「最新気候テック」を取り上げる。
さらに『サンデーステーション』では、日本初の取り組みである「グリーン水素の生成」に着目。使ってもクリーン、作る際もクリーンな「グリーン水素」の生産方法&活用の最前線に迫る。
また、世界で問題視されている「日本近海で繁殖する海の厄介者」についても徹底取材。知られざる現状を伝えながら、さまざまな問題を提起していく。
◆サンドウィッチマン司会の特番も放送!
そして、『未来をここからプロジェクト』の顔ともいうべき特番――サンドウィッチマンの司会のもと、世界や日本の未来を変えるかもしれない《若きミライクリエイター》を紹介する『発進!ミライクリエイター』の第7弾も9月23日(土)に放送。
今回は、サンドウィッチマンとスタジオゲストの大友花恋&江守正多さん(国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員/東京大学未来ビジョン研究センター教授)が、《猛暑&豪雨に立ち向かうミライクリエイター》に迫っていく。
◆再生可能エネルギーに挑む日本のビジネスリーダーたちを独自取材
また、9月24日(日)には特別番組『SDGsスペシャル「再エネ革命!ニッポンの挑戦」』も放送。
気候危機とエネルギー危機という2つの危機が続く中、注目を集めているのがCO2を排出しない「再生可能エネルギー(再エネ)」。
化石資源の乏しい日本だが、実は再エネの資源は豊富にあり、全電力の2倍以上となる再エネ・ポテンシャルが眠っている。しかも現在、日本各地でビジネスリーダーたちが立ち上がり、地域と共生する形で再エネを活用。雇用やお金を生み、地域の活性化に成功している。
そこで番組では、再エネ取材を長年続ける山口豊(テレビ朝日アナウンサー)が《日本各地のリーダーたちの挑戦》を独自取材。日本の再生可能エネルギー革命に挑む人々のたゆまぬ努力と、希望あふれる日本の持続可能な未来の姿を浮き彫りにしていく。