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 ケレム・デミルバイのバイヤー・レヴァークーゼン時代に終止符が打たれた。木曜日に両クラブは、30歳の元ドイツ代表MFがトルコ1部、ガラタサライ・イスタンブールに移籍することを発表。「トルコへの移籍は彼の家族のルーツである、トルコに移籍するということは、ケレムからのたっての願いだったんんだ」と、ジモン・ロルフェス競技部門取締役は明かした。「彼のガラタサライでの活躍を祈念するとともに、レヴァークーゼンにおける彼の献身に感謝している」

かつてクラブ史上最高額となる3200万ユーロで、TSGホッフェンハイムから迎え入れられた同選手との契約は、来夏まで残っていたために今回、移籍金として基本金370万ユーロ。さらに成果に応じたボーナスによって最大600万ユーロ以上まで上積みされる仕組みとなっている。そのためレヴァークーゼンはデミルバイ移籍後もガラタサライに注視することになり、例えば水曜夜にはチャンピオンズリーグ3次予選進出をかけた戦いに挑む。

 レヴァークーゼン在籍期間では149試合に出場して15得点、30アシストをマークしていたデミルバイではあるのだが、しかしながらこの夏にアーセナルからグラニート・シャカを獲得。出場機会の確保はさらに厳しいものとなっており、とりわけ年俸500万ユーロの削減という意味合いもあり、今回の移籍決断となった。一方のガラタサライにとっては、トルコにルーツをもつ同選手は外国人枠に負担をかけないというメリットもある。

Yeni transferimiz Kerem Demirbay, sponsor hastanemiz @MedicanaSaglik'ta sağlık kontrolünden geçti. pic.twitter.com/DBzBC6q0Zg

- Galatasaray SK (@GalatasaraySK) August 3, 2023