レプリカと言っても当時の資料参考。

スピットファイアとのツーショットも

 エアバス・メッサーシュミット財団の保有するMe262「シュヴァルベ」が、2023年7月14日から16日までイギリス・フェアフォード空軍基地で行われた、世界最大のエアショー「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー 2023」で飛行しました。


離陸準備をしているMe262「シュヴァルベ」(画像:イギリス空軍)。

 Me262は、1944年6月にナチスドイツが運用を開始した世界初の実用的なジェット戦闘機です。今回のエアショーに登場した機体はレプリカではありますが、当時の設計資料を基に製作された、かなりオリジナル機に近いものになっています。

 イギリスの空をエアショーで飛ぶのは今回が初で、イベントに先駆けて7月12日には、イギリス空軍記念飛行クラブの所有する、同じく第2次世界大戦中の戦闘機「スピットファイア」と一緒に飛行する様子なども公開しました。

 同機がエアショーで飛行した後は、「なんと素晴らしい軍鳥だろう。象徴的な機体」「私にとってショーのスター」と言った称賛コメントがイベントの公式SNSに寄せられました。