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●『安楽亭』からコスパ抜群の丼が登場!? 実物を食べに行ってきた

 関東エリアと静岡県で計153店舗を展開し、一元管理による安心・安全な食材を使った美味しいメニューをリーズナブルな価格で提供している大人気焼き肉レストラン『安楽亭』では、6月23日より新ランチメニュー「ワンコイン肉丼」の販売をスタート。ナイスな味わいに比例しない抜群すぎるコスパの良さに気が付いてしまった腹ぺこピープルズが、続々とお昼ご飯のルーティンに組み入れている模様です。

お店のメニュー(食楽web)

 メインのお肉には柔らかさと旨みを備えた豚バラ肉を使用。自家製のタレとニンニクでパンチのあるテイストに仕上げた「豚スタミナ丼」と、同じく自家製ダレとキムチによる旨辛テイストを備えた「豚キムチ丼」の2種類で展開され、どちらもスープとデザート(杏仁豆腐)が付いてきます。

 これだけ充実した内容で、価格は何と税込500円! ランチタイム限定とはいえ、単品の肉メニューで最も安い「炙りバラカルビ」(税込539円)のさらに下を行くお値打ちぶりとなっています。となれば、気になるのはやっぱり味。値段なりの味わいなのか? それともお値段以上を感じさせてくれるのか? 実食にて確認してみたいと思います!

500円でこれなら全然アリ! 脅威のコスパ「豚スタミナ丼」

今回は「豚スタミナ丼」をオーダー

 待つこと約6分で丼が運ばれてきました。特製タレとニラの芳しい香りに包まれながら、まずは具材をチェック。豚バラ肉は、約4cmで、枚数は5枚。肉と一緒に炒められたニラと玉ねぎ、そしてスライスとカットの中間ぐらいの厚みに切られたニンニクが点在しています。これは紛うことなきスタミナ仕様です(笑)。では遠慮なく、味わってみることにします!

豚バラ肉は厚みがあり、肉の旨味をしっかりと感じられる仕様

 主役の豚バラ肉は厚みが2~3ミリほどで、肉自体の旨みと弾力感、繊維っぽさのない「いい肉使ってるなあ」な味わいが、噛むごとにしっかりと感じられます。特製ダレは意外にも甘めで、優しく穏やか。豚バラ肉やニラ、玉ねぎはもちろん、適度な量のおかげで土台の白飯までも美味しくしてくれます。

豚肉とご飯の間に韓国海苔が敷かれていました。これはアリです!

 添えられたキムチとマヨネーズが味変の役割を果たし、さらに豚バラ肉との仕切り代わりにまぶされていた韓国海苔と、火を通したことで旨みだけが強調されたニンニクが美味しさを底上げ。肉とご飯を頬張るごとに、その完璧すぎるフォーメーションに感心するばかりです。

 くっそう、付け入る隙がどこにもないな、この丼は…。合間にセットのわかめスープを挟みながらバックバクと食べ進め、お口直しの杏仁豆腐まで全て平らげて無事完食。いやあ、ウマかった。ごちそうさま!

もう一つのワンコイン丼「豚キムチ丼」

旨辛テイストの「豚キムチ丼」も500円(税込)で提供中!

「ワンコイン肉丼」のもう一方のメニュー「豚キムチ丼」を、ここで改めて紹介。お店のキムチで豚バラ肉とニラ、玉ねぎを炒めて仕上げ、キムチのほどよい酸味と辛味、旨みたっぷりで柔らかな豚バラ肉の味わいを楽しめる丼となっています。こちらもぜひどうぞ!

まとめ

 公式では「食べ応えのある丼」と謳っていますが、もうちょっとご飯の量が多ければなあというのが正直な感想。とはいえ、丼自体のクオリティの高さと、スープ&杏仁豆腐が付いた上での税込500円であることを思えば、量への不満など余裕で目を瞑れちゃう些末なものでした。

 豚バラ肉、ご飯、全体のテイストと、とにかく美味しさの間口が広く、食べた人のほとんどが「500円でこれなら全然アリ!」と笑顔で答えるんじゃないかと思える味わい&内容でした。

 2品ともランチタイム限定での提供ですが、『安楽亭』のランチタイムは休業日以外の全ての日で開店から17時までということで、時間だけでなく日にちも余裕たっぷり。通い慣れている常連の方はもちろん、まだお店で食事をしたことがないという方も、この機にぜひお近くの『安楽亭』へ足を運んで「ワンコイン肉丼」を堪能してみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

ワンコイン肉丼(豚スタミナ丼/豚キムチ丼)

期間:2023年6月23日(金)~ ※新レギュラーメニュー
販売:『安楽亭』全店舗
https://anrakutei.jp/