昨年の同競走にはファルコンS2着のカルロヴェローチェやホープフルS覇者ドゥラエレーデが出走(c)netkeiba.com

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 6月25日(日)に阪神競馬場で行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。当日に組まれている芝1800mの2歳新馬戦は近年、活躍馬が多数出ている。

 一部では“伝説の新馬戦”とも称されている一戦。例えば、17年には同年に朝日杯FSを制すダノンプレミアム、22年には同年のホープフルS覇者ドゥラエレーデ、全日本2歳優駿を勝利するデルマソトガケが出走していた。勝った、負けたは問わず、後の重賞ウイナーが毎年のように紛れているのだ。

 今年の同レースにも多数の素質馬がスタンバイ。セレクト1億6500万円の値がついたダノンスウィッチに加え、近親に重賞活躍馬が多数いる2億円ホースのショウナンハウル、10年のローズSを制したアニメイトバイオの仔クイックバイオなどが出走予定だ。勝利した馬はもちろんのこと、敗れた馬に関しても先々まで記憶しておきたい。

【宝塚記念デーの新馬に出走→後にグレードレースを制した馬】
22年 ドゥラエレーデ(ホープフルS)
22年 デルマソトガケ(全日本2歳優駿)
21年 キラーアビリティ(ホープフルS)
20年 ワンダフルタウン(京都2歳S・青葉賞)
20年 ダノンザキッド(ホープフルS)
19年 レッドベルジュール(デイリー杯2歳S)
18年 アドマイヤジャスタ(函館記念)
18年 ブレイキングドーン(ラジオNIKKEI賞)
17年 ダノンプレミアム(朝日杯FS)
14年 スズカプレスト(京都HJ)

※最左の数字は新馬戦の出走年