2頭の祖母にあたるローズバド(c)netkeiba.com

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 6月24日(土)の東京5R・2歳新馬(芝1800m)では、サイレンスホープ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)とデンティベス(牡2、美浦・田村康仁厩舎)による“薔薇一族対決”に注目したい。

 サイレンスホープは父リオンディーズ、母ローザフェリーチェ、母の父エンパイアメーカーという血統。父は名牝シーザリオの仔で、15年の朝日杯FSをわずかキャリア2戦目で制した。本馬は21年のセレクトセール当歳において1億560万円(税込)で取引されている。

 一方のデンティベスは父モーリス、母ロゼリーナ、母の父キングカメハメハという血統。父は現役時に国内外のGIで6勝を挙げた。そして2頭はともに祖母がローズバドで、“薔薇一族”のいとこ同士。近親にはローズキングダムやスタニングローズなど活躍馬が多数いる。

 当レースには調教で抜群の動きを見せたルージュスエルテ(牝2、美浦・国枝栄厩舎)やオークス2着エフティマイアの仔エチャケナ(牝2、美浦・金成貴史厩舎)など素質馬が揃った。その中で“薔薇一族”の2頭がどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。