じめじめとした暑さを感じる日こそ「火鍋」が最高!

ピリッとした辛さに爽快感を感じ、同時にパワーもみなぎってくる。

そこで今回は、パワフルな火鍋が楽しめる、都内屈指の名店をピックアップ。

辛さの中にしみ出す食材の旨みがクセになる、極上の逸品だ!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



1.火鍋のエキスパートが手掛ける、本格的で豪華な“東京火鍋”


ファイヤーホール4000 麻布十番@麻布十番

中国の国家資格である栄養薬膳師の免許を持ち、名実ともに火鍋のエキスパートである菰田欣也さんが手掛ける店。滋味深さに定評のあるスープをベースにしながら、独自性も果敢に追求している。

菰田さんが目指すのは“東京にふさわしい火鍋”で、具材も豪勢。黒毛和牛や群馬「くちどけ加藤ポーク」などを厳選し、アワビやズワイガニなど時季に応じて高級海鮮が登場するコースも。

辛さと香りで本場を実感するが、食べやすくスルスルと胃に収まっていく。品格さえ感じさせる味わいこそ、菰田さんが思い描いた火鍋の理想型なのだ!



2.薬膳をたっぷりと使った、パワーみなぎる極上火鍋!


火鍋 三田@三田

白金高輪駅と麻布十番のちょうど真ん中にあるこちらの火鍋店では、「キノコ三色火鍋」がイチオシだ。

スープ3種で満足度は3倍となり、さらに具材は30種という豪華さ。しまくる〜あぐー豚、大山鶏、牛、ラム、姫鯛、赤海老などが並び、野菜は旬のもの。麻辣、白湯、キノコというスープのバランスも秀逸である。

スープ3種で薬膳が20種類以上使われているので、汗をかきながらもじんわりと力みなぎる逸品だ!



3.素揚げの妙技で旨みをプラス!劇的辛さの“汁なし火鍋”


中村 玄@恵比寿

辛い鍋だがスープはなし。野菜もゴーヤなど、鍋ではあまり使われない品目を含め、約20種類が入る。恵比寿で人気の火鍋店のスペシャリテ「麻辣香鍋(マーラーシャングオ)」だ。

北京で流行した“汁なし火鍋”に着想を得て、現地の美味しさはそのままに、野菜以外の具材を好みで選ぶスタイルにアレンジ。辛さは6段階から選べるが、標準的な「辛」でもかなり刺激的。痺れる花椒もビシッと効いている。

その一方で、すべての具材を素揚げすることでコクのある旨みもプラス。食べ進めるうちに汗が吹き出してくるが、野菜の凝縮した甘みも感じられ、気づけば虜になる魔性の火鍋である!



4.山の幸から海の幸まで、なんでもござれで満ち足りる!


笑龍@恵比寿

駒沢通りを少し入った、代官山近くの閑静な住宅地の一軒家。山の幸から海の幸まで、美容にも健康にも嬉しい食材を贅沢に堪能できる薬膳火鍋が大人気の店である。

コラーゲンたっぷりの白湯スープは、鶏、豚、野菜などを、時間をかけて滋味豊かに仕上げる。一方の麻辣湯は、不老長寿の願いを込めて、白湯スープに自家製の麻辣醤を加え、ナツメ、桂皮、八角など多種の漢方を加えて煮込む。

種類豊富なきのこ類をはじめ、肉はイベリコ豚、海鮮は海老、イカ団子。野菜盛り合わせやキクラゲ、鶏つくね、湯葉など、目にも舌にも美味しい食材をたっぷりイン。食材の旨みがスープに溶け込み、極上の味わいに!




さらに、東京カレンダーアプリ(iOSの方・Androidの方)では、こちらでご紹介しきれなかった1店舗を加えた、「暑い日こそ食べたい!絶品火鍋と出合える店」を5軒ご紹介。

ぜひそちらもご確認を!