待望の初勝利を目指すホウオウムサシ(今年4月撮影、ユーザー提供:ねねもさん)

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 土曜東京7Rの3歳未勝利戦(芝1800m)はホウオウムサシ(牡3、美浦・蛯名正義厩舎)が決める。

 既走馬相手だった前々走のデビュー戦は、素質馬フレーヴァードの末脚に屈したものの、ポテンシャルを証明する2着だった。それを思えば前走の3着が物足りないが、結論からいえば参考外。ゲート内で落ち着きを欠いて外枠発走になった上、レースでは前に壁を作れず折り合いを欠いたので、むしろよく踏ん張ったといえる内容だった。

 改めて振り返れば、当時は中1週で精神的に苦しい面があったのかも。その点、今回は中8週としっかり間隔をとったことで、心身ともにリフレッシュ。前々でリズム良く運べれば、待望の初勝利に手が届いていい。