過去20年の前走クラス別データ(c)netkeiba.com

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 6月18日(日)に東京競馬場で行われるユニコーンステークス(3歳・GIII・ダ1600m)。今年も各馬の臨戦過程がバラバラで予想に頭を悩ませているファンが多いことだろう。

 人気を集めそうなのは東京マイルのヒヤシンスS勝ち馬で帰国初戦となるペリエール、前々走で関東オークスを勝ったパライバトルマリンのハナ差2着だったブライアンセンス、昇竜Sを大外一気で勝利したグレートサンドシー、2連勝中の外国産馬ワールズコライドあたりか。

 ただし、ブライアンセンスとワールズコライドの2頭は、OP実績が無い点は不安だ。過去20年のクラス別成績は以下の通り。

【1勝】2-1-6-87/96 勝率2.1% 複勝率9.4%
【2勝】1-0-0-2/3 勝率33.3% 複勝率33.3%
【OP】12-13-10-112/147 勝率8.2% 複勝率23.8%
【G3】0-1-0-3/4 勝率0.0% 複勝率25.0%
【G2】3-4-3-22/32 勝率9.4% 複勝率31.3%
【G1】2-1-2-25/30 勝率6.7% 複勝率16.7%
【他】0-0-0-2/2 勝率0.0% 複勝率0.0%
※OPにはリステッド含む。他=羽田盃、サンバサウジダービー
【重賞合計】5-6-5-52/68 勝率7.4% 複勝率23.5%

 ご覧の通り、前走1勝クラス組の成績が極端に悪く、回収率も単勝回収率12%、複勝回収率39%と低い。先に挙げた2頭にとっては鬼門のデータだろう。

 やはり中心は前走でOP・Lや重賞を使っていた馬。前走の昇竜Sを勝利したグレートサンドシーや鳳雛S3着のジャスパーバローズ、重賞を使っているペリエールやオマツリオトコらをデータ的には推したい。