良馬場なら堅実なエルパソ(昨年10月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 東京9Rの三浦特別(3歳上・2勝クラス・ダ1400m)はエルパソ(牡4、美浦・武井亮厩舎)で勝負だ。

 2勝クラスに昇級後は7着、5着、3着、6着だから、ワンパンチ足りないイメージがあるかも。ただ、結論からいえば、馬場状態に大きく左右されるタイプ。1勝クラス以上のダートに限ると、良で[1-1-2-0]の複勝率100%なのに対し、稍重~不良では[0-0-0-6]の複勝率0%だから、適性は明白だ。そこで注目は良馬場だった前々走。番手の馬にぴったりと付いてこられる厳しい展開ではあったが、渋太く踏ん張って0秒2差の3着だから、まさに負けて強しだった。したがって現級上位の力は証明済みといえる。

 今回は初の1400mがカギだが、逃げ先行馬が少ないメンバー構成なので、すんなりと前に行けるだろう。天気予報が的中して良馬場が叶えば、待望の3勝目に手が届いていい。