敵地レンジャーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で二刀流出場

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。8回の第4打席に443フィート(約135メートル)の特大22号2ランを放った。これでシーズン50発ペースとなる。投げては奪三振こそ3つにとどまったが、6回2失点の好投で1か月ぶりの6勝目をマークした。MLB公式のサラ・ラングス記者は大谷が作った新たな記録を紹介している。

 首位レンジャーズとの4連戦で大暴れの大谷。打ってはこの日の特大弾でシリーズ4本塁打。HR22本はア・リーグのアロンソ(メッツ)と並び、両リーグ合わせてトップに。打率も.301と3割に乗せた。投げては屈指の好打者を揃える打線を相手に2失点と粘り、1か月ぶりの6勝目。米メディアを中心に称賛の声はとどまるところを知らない。

 これまでさまざまな記録を打ち立ててきた大谷だが、MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは1900年以降、その日の終わりに本塁打と被打率(70イニング以上)でMLBトップに立った初めての選手だ」と紹介。100年を超える新記録が誕生したことに触れている。

 規格外の記録に米ファンからは「ワオ!」「なんて正真正銘のレジェンドだ」「なんてスタッツだ」「常軌を逸したスタッツ! MVP」「これは現実離れしている」「人生でこれをまた見ることはないだろう」「これはとんでもない数字だ」といった反響が寄せられている。

(THE ANSWER編集部)