昨年9月の1勝クラスを今村聖奈騎手とのコンビで制したハギノメーテル(C)netkeiba.com

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 今村聖奈騎手が阪神競馬場の日曜メイン、マーメイドステークス(3歳上・GIII・芝2000m)に所属する寺島良厩舎のハギノメーテル(牝4)で参戦。自身2回目のJRA重賞制覇を目指す。

 ハギノメーテルは父サトノアラジン、母ハギノナトゥーラの血統。未勝利、1勝クラスはダートでの勝ち上がりだったが、2勝クラスに昇級後は芝ダートを交互に走り、障害にもチャレンジ。藤懸貴志騎手との初コンビだった前走の高尾特別を鮮やかに逃げ切り、芝での初勝利を手にした。今回は格上挑戦での重賞初参戦となるので楽ではないが、50kgの軽ハンデは魅力。楽に先行できれば、見せ場以上があっても不思議はない。

 今村騎手は過去4回、ハギノメーテルに騎乗し、昨年9月には1勝クラスを制するなど、持ち味を引き出す術は心得ている。自身17回目の重賞挑戦で、昨年のCBC賞のテイエムスパーダ以来となる、JRA重賞2勝目なるか。