前走の1勝クラスを楽勝したニシキギミッチー(ユーザー提供:TBOさん)

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 武豊騎手がニシキギミッチー(牡3、美浦・鈴木伸尋厩舎)でユニコーンステークス(3歳・GIII・ダ1600m)の16年ぶり3勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまでユニコーンSに12回参戦。05年に“砂のディープインパクト”の異名をとったカネヒキリで初制覇を果たすと、07年にはロングプライドで2勝目を手にしている。しかし、その後は5回挑んで未勝利。9年ぶりの参戦となった昨年は3番人気のジュタロウで10着に終わっている。

 今年のパートナー・ニシキギミッチーとは初コンビとなる。ただ、半兄カフジアスールでは初騎乗だった昨年のWASJ第4戦で2着に食い込んでおり、相性のいい血といえるだろう。これまで「母の父ディープインパクト」はJRAの重賞を28勝しているが、芝が27勝、障害が1勝に対し、ダートはいまだ未勝利。ディープの主戦を務めたレジェンドが「母父ディープ」に歴史的な1勝をプレゼントするのか、大いに注目したい。