東京株式(寄り付き)=売り先行、押し目買いで下値は限定的か

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 22日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比72円安の3万735円と反落。

 前週末の欧州株市場はほぼ全面高に買われたが、米国株市場ではNYダウが朝高後に値を崩し3日ぶりに反落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も軟調だった。債務上限問題を巡りデフォルト懸念が再び意識され、全体相場の上値を押さえた。東京市場では日経平均が前週末まで7日続伸し、この間に1600円を超える上昇を示しているだけに、目先スピード警戒感からの売りも出やすいタイミングにある。米株安を受け利益確定売りを誘発しているが、下値では買い需要が旺盛で押し目は限定的となる可能性がある。

出所:MINKABU PRESS