TYK<5363.T>がウリ気配スタートとなっている。同社は19日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を公表。経常利益の見通しを前期比5.5%減の35億9000万円としていることや、年間配当計画を前期比50銭減配の11円50銭としていることがネガティブ視されているもよう。前週末に年初来高値を更新していた反動もあり、売りが出やすくなっているようだ。

 売上高は前期並みの286億8000万円となる見通し。粗鋼生産量の減少や鋼材需要の減速に伴う耐火物需要の減少に加え、原材料・輸送など物価の高止まりにより、先行きが不透明な経営環境が続くとみている。

出所:MINKABU PRESS