よく使う消耗品は100円ショップのもので済ませる人が多いのではないでしょうか。「もの選びの達人」としてファンも多いエッセイスト・石黒智子さん(70歳)は、毎日使う消耗品こそ使い心地のよいものがおすすめだそう。気持ちよく使えて繰り返し買っているものを教えてもらいました。

気持ちよく使えることが大事!繰り返し買う消耗品

よく使う消耗品こそ納得のいくデザイン、使い心地のよいものを。石黒さんが試行錯誤して選び抜いた良品を教えてもらいました。

●クッピーラムネ×SiNCERE(シンシア)のアラビックヤマトのりミニ

置いてかわいい、使って快適なサイズ感が絶妙!

お菓子メーカーとコラボしたのりは、20mlというミニサイズが魅力。「コンパクトで持ちやすく、使い勝手もよし。からになったら、普通サイズから詰め替えます」(石黒さん以下同)

・底面直径3.1×高さ6cm ¥396(シンシア)

●日本製紙クレシアのクレシアEFハンドタオルソフトタイプ200

洗面所の手ふきはペーパータオルを活用。

「やわらかい肌触りなのに2枚重ねでしっかりしています。ネット通販でおトクな3個セットを選びます」。ホルダーはプエブコで購入。

・2枚重ね200組(400枚)縦12×横22×高さ8cm ¥365

かわいいデザインのものは捨てない!用途を変えて暮らしの彩りに

こだわって選んだアイテムは用途を変えてずっと楽しむ。石黒さん流のエコな活用術は暮らしのヒントが満載です!

●陶器製のマスタードビンは水栽培にぴったり

フランスの「ポメリーマスタード」は、乳白色の陶器でできた容器が目当てで何度もリピート。ラベルをはがして再利用します。「花入れや水栽培の容器としてぴったりです」。

●お気に入りのクッキー缶は小物入れに

地元・神奈川の銘菓「クルミッ子」の缶はボビンケースなど裁縫道具入れに。

マグネット式針刺しをフタにつけるアイデアも。「紙箱入りもありますが、かわいい缶を再利用したいのでこちらを」

ラベリングが好きではないので、缶を替えることで、家族も中身を識別できるように。

 

この特集で紹介したアイテムは、撮影時(2023年1月末)に各店舗で販売されていたアイテムです。本誌発売時には、仕入れ状況によって同じアイテムがない場合や、すでに販売終了していたり、価格が変更になる可能性もありますので、ご了承ください。価格は一部編集部調べです。

 

『これからの暮らし by ESSE vol.04』では今回紹介した以外に、50代〜70代の暮らし達人が「買ってよかったもの、ずっと大切にしたいもの」や、老後のお金の不安まるごと解決、飛田和緒さんとめぐる「大人の湘南・鎌倉」、坂東眞理子さんの人生お悩み相談、糖質オフ2品献立、自律神経整え習慣など50代以上の暮らしに沿った情報が満載。