日本製鉄が後場急落、今期最終47%減益・40円減配計画をネガティブ視
日本製鉄<5401.T>が後場に急落した。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比46.7%減の3700億円となる見通しを示した。年間配当は同40円減配の140円を計画しており、これらをネガティブ視した売り注文が膨らんだようだ。
今期の売上収益は同12.8%増の9兆円を見込む。世界の鋼材需要については現状からの好転が見込めない状況と指摘したうえで、製品価格が低迷するなか、原材料価格が高水準で推移すると予想。前期の原料高騰の反動で上期を中心に多額の在庫評価損が発生する見込みという。事業再編損なども業績見通しに反映した。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上収益は同12.8%増の9兆円を見込む。世界の鋼材需要については現状からの好転が見込めない状況と指摘したうえで、製品価格が低迷するなか、原材料価格が高水準で推移すると予想。前期の原料高騰の反動で上期を中心に多額の在庫評価損が発生する見込みという。事業再編損なども業績見通しに反映した。
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