住友理工が続急伸し年初来高値を更新、前期業績の計画上振れ着地と今期増益予想を好感
住友理工<5191.T>が続急伸し、連日で年初来高値を更新。後場に800円台に乗せる場面があった。この日、23年3月期の連結決算を発表。売上高と各利益が計画を上振れて着地した。更に、24年3月期が最終増益となる見通しを示し、業況を好感した買いを集めたようだ。
23年3月期の売上高は前の期比21.3%増の5410億1000万円、最終損益は66億8300万円の黒字(前の期は63億5700万円の赤字)となり、いずれもこれまでの計画を上回った。原燃料価格が高騰するなか、価格転嫁の取り組みが収益改善に寄与した。間接費の低減などの効果も出たという。前期の年間配当は期末配当を1円増額し15円とした。
24年3月期は売上高が前期比3.5%増の5600億円、最終利益が同1.8%増の68億円の見通し。今期の年間配当も15円とする。自動車用品部門において、半導体不足の緩和などを背景とした段階的な需要回復を予想する。
出所:MINKABU PRESS
23年3月期の売上高は前の期比21.3%増の5410億1000万円、最終損益は66億8300万円の黒字(前の期は63億5700万円の赤字)となり、いずれもこれまでの計画を上回った。原燃料価格が高騰するなか、価格転嫁の取り組みが収益改善に寄与した。間接費の低減などの効果も出たという。前期の年間配当は期末配当を1円増額し15円とした。
24年3月期は売上高が前期比3.5%増の5600億円、最終利益が同1.8%増の68億円の見通し。今期の年間配当も15円とする。自動車用品部門において、半導体不足の緩和などを背景とした段階的な需要回復を予想する。
出所:MINKABU PRESS