川重が後場に下げ転換、今期最終15%減益計画が売りを促す
川崎重工業<7012.T>が後場に下げに転じた。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比14.7%減の470億円を見込む。減益計画を嫌気した売りが膨らんだようだ。
売上収益は同10.1%増の1兆9000億円の見通し。パワースポーツ&エンジン事業での販促費の増加などが利益の押し下げ要因となる半面、航空宇宙システム事業の増収が業績を下支えするようだ。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円に設定した。
23年3月期の決算は、売上収益が前の期比15.0%増の1兆7256億900万円、最終利益が同4.4倍の550億7100万円だった。前期の年間配当は、期末配当を従来の予想から20円増額し、90円とする予定。一方、24年3月期の年間配当は前期比10円減配の80円を計画する。
出所:MINKABU PRESS
売上収益は同10.1%増の1兆9000億円の見通し。パワースポーツ&エンジン事業での販促費の増加などが利益の押し下げ要因となる半面、航空宇宙システム事業の増収が業績を下支えするようだ。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円に設定した。
23年3月期の決算は、売上収益が前の期比15.0%増の1兆7256億900万円、最終利益が同4.4倍の550億7100万円だった。前期の年間配当は、期末配当を従来の予想から20円増額し、90円とする予定。一方、24年3月期の年間配当は前期比10円減配の80円を計画する。
出所:MINKABU PRESS