午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は0.415%に低下
10日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。4月の米消費者物価指数(CPI)の公表を前に様子見姿勢が広がるなか、持ち高調整目的の買いが優勢となった。
前日は10年債入札が低調な結果となったと受け止められて、先物に下落圧力が掛かった。ただ、国内生損保などが外債から円債に運用資金をシフトさせる姿勢が示されたなか、需給を巡る懸念は一時的なものとなったようだ。9日の米国債券市場は、長期金利の指標となる新発10年債利回りは小幅に上昇(債券価格は下落)したものの、円債相場への影響は限られた。
先物6月限は前日比9銭高の148円55銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.005%低い0.415%に低下した。
出所:MINKABU PRESS
前日は10年債入札が低調な結果となったと受け止められて、先物に下落圧力が掛かった。ただ、国内生損保などが外債から円債に運用資金をシフトさせる姿勢が示されたなか、需給を巡る懸念は一時的なものとなったようだ。9日の米国債券市場は、長期金利の指標となる新発10年債利回りは小幅に上昇(債券価格は下落)したものの、円債相場への影響は限られた。
先物6月限は前日比9銭高の148円55銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.005%低い0.415%に低下した。
出所:MINKABU PRESS