ウエスト・ハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの行動が称賛されている。英紙『ミラー』が伝えた。

 7日に開催されたプレミアリーグ第35節でマンチェスター・Uと対戦したウエスト・ハムは、前半27分に生まれたFWサイード・ベンラーマの得点を守り抜き、1-0の完封勝利を収めた。

 ライスが称賛されたのは、試合後のある行動だった。

 試合後にスタンドで泣いている少年を見つけたライスは「大丈夫かい? なぜ、泣いているんだい」と問いかけ、強く抱き寄せた。そして、少年からユニフォームをおねだりされると、「あのね、ラッシュフォードと約束したんだ」とFWマーカス・ラッシュフォードに渡す約束をしていたことを話しつつ、「(周りのファンに)あまり見せたらダメだよ。彼らにはラッシュフォードに渡すと言ったばかりなんだ。でも、彼にはもう一枚の方をあげよう」と言い、少年にユニフォームを手渡し、もう一度抱きしめた。

 この動画はSNSで拡散され、多くのファンがウエスト・ハムのキャプテンの素晴らしい行動に拍手を贈っている。