カンロ後場急伸、23年12月期業績及び配当予想を上方修正

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 カンロ<2216.T>が後場急伸している。午後1時ごろ、23年12月期の単独業績予想について、売上高を269億円から277億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を19億8000万円から24億5000万円(同26.7%増)へ、純利益を13億7000万円から16億8000万円(同24.8%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各18円の年36円から中間20円・期末22円の年42円へ引き上げたことが好感されている。

 上期において、成長が継続しているグミ市場で、ピュレグミをはじめとする主力ブランドが好調に推移していることに加えて、オミクロン株や花粉飛散量増加による影響でのど飴カテゴリーが伸長したことが要因。3月に実施した価格改定も寄与する。

 なお、第1四半期(1~3月)決算は、売上高75億1500万円(前年同期比25.4%増)、営業利益11億8900万円(同69.7%増)、純利益8億4200万円(同68.7%増)だった。

出所:MINKABU PRESS