小松ウオールが続急伸、24年3月期は26%営業増益で25円増配を予想

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 小松ウオール工業<7949.T>が続急伸し19年12月以来約3年4カ月ぶりの高値となっている。27日の取引終了後に発表した24年3月期単独業績予想で、売上高400億円(前期比5.9%増)、営業利益29億円(同25.7%増)、純利益19億8000万円(同21.6%増)と大幅増益を見込み、年間配当で前期比25円増の120円を予定していることが好感されている。

 首都圏を中心とした主要都市部における旺盛なオフィス需要を背景に、レイアウト変更を容易にできる可動間仕切などオフィス向け製品の需要が牽引役となる見通し。なお、23年3月期決算は、売上高377億7200万円(前の期比9.4%増)、営業利益23億600万円(同29.6%増)、純利益16億2700万円(同31.2%増)だった。

出所:MINKABU PRESS