未来工業がカイ気配切り上げ、今期大幅増益・64円増配計画を評価
未来工業<7931.T>がカイ気配を切り上げている。27日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の最終利益は前期比42.1%増の38億9700万円を見込むほか、年間配当予想は同64円増配の114円を計画する。大幅な増益・増配見通しを評価した買いを集めたようだ。
今期の売上高は同9.0%増の431億2800万円を見込む。更に、同社は中期経営計画も発表した。26年3月期に売上高を460億6800万円、最終利益を42億6600万円とする目標を掲げる。中期計画の期間中は、配当性向50%または自己資本配当率(DOE)2.5%を目安に配当を実施する株主還元方針も示した。電材及び管材事業では、関東地区を中心とした再開発や物流施設、データセンターなど非住宅分野などを攻略。配線器具事業では利益率の高い製品のラインアップを充実させる。
23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比7.2%増の395億6800万円、最終利益が同8.3%増の27億4200万円だった。住宅建設市場はおおむね想定通りに推移した一方、半導体などの資材不足の影響で設備投資の遅れが発生。減価償却費や経費が計画を下回ったことを背景に、業績は計画を上振れて着地した。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高は同9.0%増の431億2800万円を見込む。更に、同社は中期経営計画も発表した。26年3月期に売上高を460億6800万円、最終利益を42億6600万円とする目標を掲げる。中期計画の期間中は、配当性向50%または自己資本配当率(DOE)2.5%を目安に配当を実施する株主還元方針も示した。電材及び管材事業では、関東地区を中心とした再開発や物流施設、データセンターなど非住宅分野などを攻略。配線器具事業では利益率の高い製品のラインアップを充実させる。
23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比7.2%増の395億6800万円、最終利益が同8.3%増の27億4200万円だった。住宅建設市場はおおむね想定通りに推移した一方、半導体などの資材不足の影響で設備投資の遅れが発生。減価償却費や経費が計画を下回ったことを背景に、業績は計画を上振れて着地した。
出所:MINKABU PRESS