女子ソフトボール「JDリーグ」開幕! レッドテリアーズ主将・鎌田優希「全員で勝ち切って、日本一を獲りたい」
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00〜10:50)。4月8日(土)の放送は、4月15日(土)に開幕を迎える女子ソフトボールリーグ「JD.LEAGUE(JDリーグ)」を特集! トヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズのキャプテン・鎌田優希(かまた・ゆうき)選手へのリモートインタビューをお届けしました。
鎌田選手は、1995年生まれ、福岡県出身の27歳。小学生の頃はバレーボールに取り組み、中学生からソフトボールに転向。大学時代には女子大学日本代表に選出。その後、2018年にトヨタ入りし、内野手としてプレー。1年目から日本女子ソフトボール1部で優勝を果たし、現在はトヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズのキャプテンをつとめています。
◆セカンド、そしてキャプテンに求められる能力
高見:鎌田選手は、もともと(守備のポジションは)セカンドだったのですか?
鎌田:いえ、中学校の頃はずっと外野をしていて、高校と大学は、入学したてのときは外野から入り、2年生、3年生になると基本的にショートを担当していました。
高見:外野からショートに!? そして現在はセカンドをメインに守っていますが、(ポジション変更は)ご自身の希望だったのですか?
鎌田:そうですね。大学の恩師や父に「お前はセカンドのほうが能力を伸ばせる」と言われていたこともあります。あとは、トヨタに入団して、よりレベルの高い先輩方とポジション争いをしていかなければならないなかで、(起用されるためには)いろんなポジションを守れたほうがプラスになるので、「ショートだけじゃなくて、セカンドもやってみたいです」と(監督に)伝えて、今はセカンドになりました。
高見:セカンドに求められる能力は、どういったものがありますか?
鎌田:やはり“状況判断力”だと思います。ベースカバーが多かったり、ショートをやっていた頃とは角度が違うので、全部の動きが逆になったり……状況に応じて、どこに動かなければいけないかも変わってくるので、そこはセカンドならではの動きなのかなと思います。
高見:広い視野と瞬発力が必要なんですね。では、キャプテンとして意識していることはありますか?
鎌田:キャプテンとして人前で話したり、ミーティングで話したりする機会が多いので、どんなときでも、なるべく(気持ちが)プラスになる発言や声かけができるように心がけています。例えば、良くない内容の試合や負けた試合のときは、チームも“どよ〜ん”と落ちがちになりますが、そういうときも“次に、次に……”と前向きな声かけを意識しています。
高見:キャプテンの言葉で、チーム全体の士気を高めているんですね。
鎌田:そうですね。同じ内容のことを言っていたとしても、言い方次第で捉える側はすごく変わると思うので、自分が前向きな発言をすることで、少しでもみんなが前向きになってくれるのであれば、チームとしてはいいかなと思っています。難しいですけど(笑)。
高見:ご自身はもともと前向きな性格なんですか?
鎌田:どちらかというと、すごくマイナスに考えがちな性格なんです……(苦笑)。でも、そういう自分を変える意味でも(前向きに)発言しています。
◆いよいよ今シーズンのJDリーグが開幕!
高見:いよいよ4月15日(土)に、JDリーグ・第1節が始まります。トヨタレッドテリアーズの第1節は、鎌田選手の故郷、福岡県で開催される北九州ラウンドです。今シーズンのチームの調子はいかがでしょうか?
鎌田:昨年と比べて新戦力も何名か加わり、さらに成長していると思います。まだまだ若い選手が多いので、身体的にも伸び盛りですし、冬の期間には、練習はもちろんですけど、食事やトレーニングなどをしっかり見直しながらやってきたので、パワー面でも昨年より全体的にあがっていると思います。最近はオープン戦をやっているので、徐々に調子もあがってきている状態です。
高見:今シーズンのチーム、そして個人の目標は?
鎌田:まずチームとしては、昨年と同じく自分たちはチャレンジャーなので、“失敗を恐れずにどんどん立ち向かっていく”ということは絶対に忘れたくないです。
自分たちの強みは、明るく元気があるところ。そして、選手だけじゃなくてスタッフも含めて一体感があるところなので、まずは全員が一体となってソフトボールを楽しんで、それを観てくれる人にも笑顔になってほしいなと思います。
“勝つこと”だけではなくて、違うところでも価値をしっかり深めていけるように、観ている人にも楽しんでもらえるソフトボールをしたいと思います。
最終的にはもちろん、決勝トーナメント「ダイヤモンドシリーズ」の舞台で(勝ち切る)。ここ最近は、その舞台で勝ち切れず“あと一歩をどうやって勝つか”というところがチームとしての課題なので、今年はリーグ中もそうですし、トーナメントに入ったときにどれだけチーム力を上げられるか、というところにもしっかりと力を入れて、最後まで全員で勝ち切って日本一を獲りたいと思います!
個人の目標としては、セカンドとして出場して、まずは昨年の自分の打率や他の成績を超えるためにしっかり頑張りたいと思いますし、やはり、決勝トーナメントの舞台で活躍しなければ最後の“勝ち”が見えてこないので、最後の舞台で活躍できる選手を目指して頑張りたいと思います。
次回4月15日(土)のゲストは、鎌田選手のチームメイトでもある、トヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズの切石結女(きりいし・ゆめ)選手です。
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聴取期限 2023年4月16日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00〜10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
鎌田優希選手(PC画面)、高見侑里
鎌田選手は、1995年生まれ、福岡県出身の27歳。小学生の頃はバレーボールに取り組み、中学生からソフトボールに転向。大学時代には女子大学日本代表に選出。その後、2018年にトヨタ入りし、内野手としてプレー。1年目から日本女子ソフトボール1部で優勝を果たし、現在はトヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズのキャプテンをつとめています。
◆セカンド、そしてキャプテンに求められる能力
高見:鎌田選手は、もともと(守備のポジションは)セカンドだったのですか?
鎌田:いえ、中学校の頃はずっと外野をしていて、高校と大学は、入学したてのときは外野から入り、2年生、3年生になると基本的にショートを担当していました。
高見:外野からショートに!? そして現在はセカンドをメインに守っていますが、(ポジション変更は)ご自身の希望だったのですか?
鎌田:そうですね。大学の恩師や父に「お前はセカンドのほうが能力を伸ばせる」と言われていたこともあります。あとは、トヨタに入団して、よりレベルの高い先輩方とポジション争いをしていかなければならないなかで、(起用されるためには)いろんなポジションを守れたほうがプラスになるので、「ショートだけじゃなくて、セカンドもやってみたいです」と(監督に)伝えて、今はセカンドになりました。
高見:セカンドに求められる能力は、どういったものがありますか?
鎌田:やはり“状況判断力”だと思います。ベースカバーが多かったり、ショートをやっていた頃とは角度が違うので、全部の動きが逆になったり……状況に応じて、どこに動かなければいけないかも変わってくるので、そこはセカンドならではの動きなのかなと思います。
高見:広い視野と瞬発力が必要なんですね。では、キャプテンとして意識していることはありますか?
鎌田:キャプテンとして人前で話したり、ミーティングで話したりする機会が多いので、どんなときでも、なるべく(気持ちが)プラスになる発言や声かけができるように心がけています。例えば、良くない内容の試合や負けた試合のときは、チームも“どよ〜ん”と落ちがちになりますが、そういうときも“次に、次に……”と前向きな声かけを意識しています。
高見:キャプテンの言葉で、チーム全体の士気を高めているんですね。
鎌田:そうですね。同じ内容のことを言っていたとしても、言い方次第で捉える側はすごく変わると思うので、自分が前向きな発言をすることで、少しでもみんなが前向きになってくれるのであれば、チームとしてはいいかなと思っています。難しいですけど(笑)。
高見:ご自身はもともと前向きな性格なんですか?
鎌田:どちらかというと、すごくマイナスに考えがちな性格なんです……(苦笑)。でも、そういう自分を変える意味でも(前向きに)発言しています。
◆いよいよ今シーズンのJDリーグが開幕!
高見:いよいよ4月15日(土)に、JDリーグ・第1節が始まります。トヨタレッドテリアーズの第1節は、鎌田選手の故郷、福岡県で開催される北九州ラウンドです。今シーズンのチームの調子はいかがでしょうか?
鎌田:昨年と比べて新戦力も何名か加わり、さらに成長していると思います。まだまだ若い選手が多いので、身体的にも伸び盛りですし、冬の期間には、練習はもちろんですけど、食事やトレーニングなどをしっかり見直しながらやってきたので、パワー面でも昨年より全体的にあがっていると思います。最近はオープン戦をやっているので、徐々に調子もあがってきている状態です。
高見:今シーズンのチーム、そして個人の目標は?
鎌田:まずチームとしては、昨年と同じく自分たちはチャレンジャーなので、“失敗を恐れずにどんどん立ち向かっていく”ということは絶対に忘れたくないです。
自分たちの強みは、明るく元気があるところ。そして、選手だけじゃなくてスタッフも含めて一体感があるところなので、まずは全員が一体となってソフトボールを楽しんで、それを観てくれる人にも笑顔になってほしいなと思います。
“勝つこと”だけではなくて、違うところでも価値をしっかり深めていけるように、観ている人にも楽しんでもらえるソフトボールをしたいと思います。
最終的にはもちろん、決勝トーナメント「ダイヤモンドシリーズ」の舞台で(勝ち切る)。ここ最近は、その舞台で勝ち切れず“あと一歩をどうやって勝つか”というところがチームとしての課題なので、今年はリーグ中もそうですし、トーナメントに入ったときにどれだけチーム力を上げられるか、というところにもしっかりと力を入れて、最後まで全員で勝ち切って日本一を獲りたいと思います!
個人の目標としては、セカンドとして出場して、まずは昨年の自分の打率や他の成績を超えるためにしっかり頑張りたいと思いますし、やはり、決勝トーナメントの舞台で活躍しなければ最後の“勝ち”が見えてこないので、最後の舞台で活躍できる選手を目指して頑張りたいと思います。
次回4月15日(土)のゲストは、鎌田選手のチームメイトでもある、トヨタ自動車女子ソフトボール部 レッドテリアーズの切石結女(きりいし・ゆめ)選手です。
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番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/