3月24日、ライブ配信ではむせび泣いたガーシー(東谷義和容疑者のInstagramより)

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“ガーシー”こと東谷義和容疑者(51)に逮捕状が出されて1カ月。著名人に対する暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの容疑が持たれているが、“追われる身”として一挙手一投足に注目が集まっている。

4月14日、警視庁がICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配したことが明らかに。報道によるとこの手配は、ガーシー容疑者の所在地や行動に関する情報を求める「青手配」で、身柄の拘束や引き渡しを求めるものではないという。

ガーシー容疑者をめぐっては、13日にパスポートの返納期限を迎えたが、直前になって「紛失した」と発言し物議を醸したばかり。

「外務省によれば、12日にドバイの日本総領事館に紛失届が提出され、旅券法に基づいて同日付で失効したとのことです。パスポート紛失に関してはネット上で批判が殺到するだけでなく、“自作自演”や“アリバイ作り”などの憶測も広がっていました。

そうした疑惑について、ガーシーの代理人である高橋裕樹弁護士は14日に投稿したYouTube動画で真っ向から否定。ガーシーから『本当に紛失した』という報告を受け、実際に総領事館に出頭したといいます。また、ガーシーが滞在資格を証明するゴールデンビザのカードを持っているため、不法滞在にならないとも主張していました」(社会部記者)

パスポート紛失騒動の“真相”を代理人弁護士が語ったが、ネットでは異論を唱える声が続出。

《そこじゃないんだよ弁護士さん》
《どういった条件を満たしてゴールデンビザを取得できたのか知りたい》
《旅券法云々を言われているけど、それより前に起きている暴力行為法違反とか名誉棄損とかについての弁解弁明はしないのでしょうか》

2021年末から“暴露系YouTuber”として彗星の如く現れ、舌鋒鋭く数々の著名人のプライベートを晒すスタイルで知名度を上げたガーシー容疑者。昨年7月の参院選では異例の当選を果たし、“令和のダークヒーロー”との呼び声もあった。

だが、参院議員に転身しても帰国を拒み続け、自らの行いと向き合わない“悪あがき”は逆効果をもたらしているようだ。

「参院議員になってからも、“政界をめくる”どころかYouTuberのキス動画など一般人を対象にした話題ばかりでした。内閣官房副長官の木原誠二氏について取り上げたこともありましたが、『こんなカス』『消えろ』と攻撃的な言葉のオンパレード。一度も国会に出席することなく除名処分となりましたが、謝罪動画を一方的に提出しようとしたり、旧NHK党首の立花孝志氏に責任をなすりつけたりと自分本位でした。3月下旬に実家が家宅捜索を受けて以降は暴露をやめていますが、オンラインサロンの会員も減少傾向にあるといいます。ドバイでは“仲間”がいると聞きますが、日本での信用度はほぼゼロといっても過言ではないでしょう」(前出・社会部記者)

だが、国際手配の速報が打たれるなか、当のガーシー容疑者はどこ吹く風といったところだ。同日にInstagramのストーリーズ機能を更新し、プロフィール欄に表示される投稿数について《これわかる人おる?2つしか投稿してないのに9つ投稿になってる》と呼びかけていた。

一方で同日夕方には、ガーシー容疑者と共謀した疑いが持たれている会社経営者・池田俊輔容疑者(40)が逮捕された。アラブ首長国連邦から帰国したところを、成田空港で捜査員に確保されたという。果たしてガーシー容疑者の“逃亡劇”は、いつまで続けられるだろうか。