ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】

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元英代表FWライト氏が三笘とブライトンのリクルート力を評価

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ挑戦1年目で22試合に出場して7得点4アシストと堂々たる成績を残している。

 元イングランド代表FWイアン・ライト氏は「今季のベスト契約の1人」と、低コストでのハイパフォーマンスを称えている。英メディア「HITC」が伝えた。

 三笘はJ1川崎フロンターレからブライトンへ移籍後、2021-22シーズンはベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで武者修行。今季ブライトンに復帰し、世界最高峰のプレミアリーグで、自慢のドリブルを武器にチームの攻撃を牽引している。

 アーセナルやリバプールといったビッグクラブも関心を示しているとされるほど、市場価値がアップしている三笘。川崎からブライトンへの移籍金280万ポンド(約4億6000万円)は破格だったと、アーセナルなどでプレーした元イングランド代表FWライト氏は「Premier League Productions」の番組「Match Day Extra」で語った。

「280万ポンド? 三笘のプレーぶりを見ていると、おそらく今季のベスト契約の1つとして語り継がれることになるだろう。ブライトンと(プレミア)リーグに与えた影響は大きい。ブライトンの幸運を祈る。彼らのリクルートはもう何年も前からやっていることだから、何も驚かない。彼らはほかの選手を見つけた、また新たな逸材を見つけたんだ」

 ブライトンのリクルート力、そして三笘の実力が大きな相乗効果を生み出し、センセーショナルなシーズンを印象付けている。(FOOTBALL ZONE編集部)