UAEダービー・デルマソトガケとC.ルメール騎手 (C)Yushi Machida

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 現地3月25日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー5R・UAEダービー(G2・3歳・ダ1900m・13頭立て・1着賞金58万ドル=約7500万円)は、C.ルメール騎乗、デルマソトガケ(牡3・栗東・音無秀孝)が見事な逃げ切りを決めた。2着にはドゥラエレーデ(牡3・栗東・池添学)、3着にコンティノアール(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。さらには4着にペリエール(牡3・美浦・黒岩陽一)が入り、日本勢がワンツースリーフォーと上位を独占した。

 日本から参戦したゴライコウ(牡3・栗東・新谷功一)は12着に敗れた。

【UAEダービー】黒岩師「溜めていく作戦でした」ペリエールは4着

日本勢上位独占

1着 デルマソトガケ
C.ルメール騎手
「今日は出がよく楽に好位を取れました。メイダンの馬場も合っていました。手応えがすごくよくて、追い出してからもいい反応でした。大きく抜け出してくれたので差されない自信がありました。非常に才能がある馬で、それを見せることが出来て嬉しいです」

音無秀孝調教師
「特にハナへという指示はしていなかったのですが、ゲートを出たら出して行ってとは話していました。勝てばアメリカ(ケンタッキーダービー)へ行くということになっていましたので、胸を張っていけると思います」

 レースでは日本のデルマソトガケ、ドゥラエレーデが先団を形成。さらに勝負どころではコンティノアールが上がってくる格好で、完全に上位を日本勢が独占して直線を迎えると、デルマソトガケは一頭だけ明らかに手応えが違い、グングン後続を突き放して見事な逃げ切りだった。

【全着順】
1着 デルマソトガケ・日本
2着 ドゥラエレーデ・日本
3着 コンティノアール・日本
4着 ペリエール・日本
5着 ゴーソルジャーゴー・バーレーン
6着 ミスターラジ・UAE
7着 エスウニコ・ウルグアイ
8着 ラハレシュ・UAE
9着 トールボーイ・アメリカ
10着 カイロ・アイルランド
11着 ウスター・アメリカ
12着 ゴライコウ・日本
13着 アージーズ・アメリカ