将棋の第48期棋王戦5番勝負の第4局が19日、日光市のホテルで行われ、挑戦者の藤井聡太五冠が渡辺明棋王を破り、史上最年少での六冠を獲得しました。

 対局は日光きぬ川スパホテル三日月で午前9時から先手渡辺棋王、後手藤井竜王で開始。藤井五冠は午前のおやつにきぬの清流大納言・スカイベリーとアイスコーヒーを昼食に鹿沼にらの玉子とじと八汐鱒の推し寿司を選びました。

 対局開始からおよそ10時間、藤井竜王が132手で渡辺棋王を下し3勝1敗で棋王を奪取。これと同時に20歳8カ月で六冠を達成し羽生善治九段が保持していた六冠の最年少記録24歳2カ月を3年6カ月更新しました。六冠の達成は羽生九段の1994年12月以来で史上2人目となります。