栃木県内の多くの小学校では17日、卒業式が行われました。

 宇都宮市の小規模特認校、城山西小学校では卒業生が琴で校歌を演奏し慣れ親しんだ学び舎に別れを告げました。

 城山西小学校は、宇都宮市内のどの地域からでも入学できる小規模特認校で、特色ある教育活動を実践している小学校です。

 ことしの卒業生は16人で、このうち8人は学区外から通っていました。卒業後は別の中学校に進む児童もいて、全員が揃う機会は17日が最後になります。

 児童たちは新型コロナの影響で合唱などが制限される時期が続いた中で思い出に残る卒業式にしようと6年間腕を磨いた琴で校歌を演奏し、学び舎を後にしました。