仕事と休暇を両立する新しい働き方、ワーケーションの取り組みを那須町で進めようと、大手住宅メーカーがモデルルームをつくり17日、お披露目されました。

 那須高原の自然に癒されながら仕事と休暇を両立してもらおうと栃木ミサワホームが那須ハイランドの別荘地内にワーケーション施設のモデルルームを建設しました。楽しみながら仕事をできる空間をコンセプトにリビングでは非日常のリラックスした雰囲気でディスカッションなどコミュニケーションを図れます。また、書斎のほか4人が泊まれる完全個室のスペースも設けられています。

 泊まれるモデルルームとして見学も可能で、栃木ミサワホームではコロナ禍で希薄となった社員同士のコミュニケーションの改善や災害時の事業継続などを企業に対して提案していきます。

 施設を使わないときは貸別荘として貸し出しも可能で、掃除のほか、シーツなどのリネン類の交換など、管理は藤和那須リゾートに委託できます。今年(2023年)7月から一般向けの貸し出しと販売を行う予定ですが、すでに購入を検討している企業もあるということです。