栃木県が進めている自動運転バスの実証実験が、18日から足利市内で始まるのを前に17日、市内で出発式が行われました。

 栃木県は2025年度からの自動運転バスの本格的な運行を目指し、県内10カ所で実証実験を予定しています。足利市での実証実験は、宇都宮市に次いで7例目です。

 ルートは、JR足利駅から太平記館を通り、東武足利市駅に向かう区間と、東武足利市駅から織姫神社や鑁阿寺など市内の観光地を経由し、JR足利駅に向かう区間の合わせて2つです。定員は最大7人で3月18日から27日まで毎日12便運行します。

 車内には55インチの大型ディスプレイが設置されていて、乗客に合わせて市内の観光地の映像などが流れます。

 足利市の早川尚秀市長など出発式に出席した人たちは早速、自動運転バスの乗り心地を体験していました。