ディバラが古巣ユーベと対戦、試合後はファンへ愛を送る「どう見えたか…皆に大きな抱擁を」

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ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、古巣ユベントスのファンへの敬意を綴った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

ローマは5日、セリエA第25節でユベントスと対戦。53分にDFジャンルカ・マンチーニが突き刺した強烈ミドルが決勝点となり、ホームで1-0の勝利を収めた。

昨夏ユベントスとの契約が満了を迎え、今季からローマで攻撃のタクトを振るうディバラも先発出場。ゴールには絡まなかったが、73分までピッチに立ち、勝利そしてチャンピオンズリーグ(CL)圏内再浮上に貢献している。

マンチーニのゴール直後は古巣への敬意を示し、歓喜の輪に加わらなかったディバラだが、試合のラストプレーとなったユベントスの決定機をGKルイ・パトリシオが抑えた際にはベンチでガッツポーズを見せた。

これに反応したのか、試合後にとあるユベントスファンがディバラをSNS上で侮辱。対してディバラはテレグラムの非公開グループで率直な思いの丈、古巣ファンへの敬意を綴った。

「あなた(ユベントスファン)にとって受け止めがたい事実だったかもしれないけど、それは僕も同じだよ。今はローマのため、尊敬すべきチームメイトのためにプレーしているんだ。勝ち切るのは決して容易ではなく、今日は僕たちにとって重要なゲームとなった」

「ユーベに対する敬意は忘れていない。SNSに騙されてはいけないよ。なぜかマンチーニのシュートが僕に当たって入り、ゴールを祝ったことにもなっているね。試合後にチームメイトと勝利を祝っただけだよ。これがどういう風に見えたか…とにかく、みんなに大きな抱擁を送る! I Love You.」