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どんどん高くなる電気代。とくに冬場は暖房を使うこともあって、毎月の通知が届くのが憂鬱ですよね。できることから少しずつ、節電を心がけている方も多いのでは? 先日、朝の情報番組『ZIP!』を見ていたら、「冬の節電・節ガス術」が特集されていました。番組で紹介されていた節電術の中には、なんと節電につながる髪の毛の乾かし方まであったんですよ! 今回は、ドライヤーにまつわる節電方法をクイズ形式で紹介します!

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節電クイズ!ドライヤーをお得に使うには?

お風呂から上がった後は、ドライヤーで髪を乾かすという方、多いと思います。
ドライヤーで気になるのは、やっぱり電気代。ブォー!と大きな音がするので、いかにも電気代がかかっていそうですよね。でも、ドライヤーを使わないと髪が傷んだり、寒くて風邪をひいたり。なるべく使用したいところです。

近年のドライヤーは多機能になっていて、風量の強い「TURBO」、ちょっぴり風量を抑えた「DRY」、さらには「Beauty」「スカルプ」といった美髪モードなど、どれを選べばよいか迷っちゃいますよね。
美髪モードも捨てがたいのですが、節電重視でドライヤーを使うなら…

1.「TURBO」で5分間
2.「DRY」で8分間

どちらがお得だと思いますか?

正解は………!!


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1.「TURBO」で5分間

でした!!!
風量が強い「TURBO」のほうが節電になるなんて、意外ですよね。

「TURBO」が節電になるのはどうして?

番組に出演していた節約アドバイザーの和田由貴さんによると、「TURBO」と「DRY」の消費電力は大きく変わらないのだとか。『ZIP!』で行った実験では、「TURBO」は1142W、「DRY」は1110Wとなっていました。1回あたりの電気代は、TURBOで5分間の場合は約3円、DRYで8分間の場合は約4.6円。消費電力が同じくらいなら、短時間でパパッと乾かしたほうが節電になるんですね。
1.6円の差ではありますが、4人家族なら1日6.4円、1か月約200円、年間約2,300円を節約出来ます。電気料金は今後も値上げされそうですので、できることから少しずつ始めたいですよね。
「使用時間を減らす=節電」なので、ドライヤーの前にタオルでしっかり髪を拭くとさらに効果的です!

また、脱衣所ではなく、乾いた場所でドライヤーを使うほうが節電になるのだとか。脱衣所は湿度が高いので、どうしても乾かすのに時間がかかるのだそうです。

↓こういう場所より…


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↓こういう場所で使ったほうがお得です!


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脱衣所でドライヤーを使うと、乾くまで手持無沙汰になりますよね。鏡に映ったドライヤー中の自分の姿を眺めるほかなくて、なんだかじれったい…。文庫本やスマホを持ち込むにも、湿気で品質が劣化したら嫌ですよね。
試行錯誤の結果、わたしは最近リビングでドライヤーを使っています。リビングであれば、絵本を読んでいる子どもの髪を乾かしたり(脱衣所だと、じっとしていないので…)、テレビを見ながら自分の髪を乾かしたりと、ドライヤーの面倒くささのひとつである「時間」を有効活用出来そうです。くつろぎすぎて、長~く使わないように注意が必要ですが…。

ドライヤーの節電3か条


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『ZIP!』の「冬の節電・節ガス術」で紹介されていたドライヤーの節電方法は、以下の3つです。

1.「DRY」ではなく「TURBO」を使って短時間で乾かす
2.ドライヤーの前にタオルで髪をしっかりと拭く
3.脱衣所ではなく乾いた場所で使う

使用時間を減らすことが節電につながるので、この3か条を意識するとドライヤーの時間も節約出来ちゃいます。コストも時間も省けるなんて、一石二鳥。ぜひ試してみてくださいね!