アレクサンダー・ブブリク【写真:Getty Images】

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ブブリクが怒りに任せてラケット破壊

 テニスの南フランス・オープンは8日、男子シングルス1回戦で昨年王者のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がグレゴワール・バレール(フランス)にフルセットの末に敗れ、初戦敗退となった。試合中、怒りをラケットにぶつけたブブリクはなんと約20秒で3本も破壊。実際の映像を見たツイッター上の日本人ファンからも「なぜ誰も止めないのだろう」「気持ち分けるけど3本は…」などと様々なコメントが書き込まれている。

 両者1セットずつを取って迎えた第3セット。タイブレークで0-6とマッチポイントを握られたブブリクが怒りを露わにした。手にしていたラケットを力任せに何度もコートに叩きつけて破壊。場内ブーイングとなるが、これで終わらない。ベンチで予備のラケットを手にすると、これも叩きつけて壊してしまった。

 さらに3本目も叩き壊し、観客からは驚きの声も上がる。ようやく怒りが収まったのか、4本目を手にしてコートに戻っていた。実際の映像をATP公式中継サイト「テニスTV」公式ツイッターが公開すると、動画は再生735万回を突破するなど海外ファンの間に波紋が広がり、ツイッター上の日本人ファンも賛否含め様々な投稿をしている。

「こら駄目だろ 何のペナルティもないのかな?」
「もったいなー!」
「これを擁護するテニスプレイヤーも多いが、全く賛同できない」
「子供に見せたくない。ラケットを作った人にも失礼」
「何でこんなことが平気で許されてるの?」
「酷い時にやりたくなる気持ちは分かる」
「何故誰も止めず、罰則もないのだろう」
「破壊したい気持ちめちゃくちゃわかるけど流石に3本は…」
テニスやってた時1度だけラケット叩きつけたことある…」

 これで警告が与えられたブブリクは、直後のプレーから相手のマッチポイントを3回防ぐも、最後は決められて敗れた。

(THE ANSWER編集部)