インテル、チェルシーDFチャロバーの動向を注視…シュクリニアルの後釜に検討か

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 インテルがチェルシー所属のイングランド人DFトレヴォ・チャロバーに関心を寄せているようだ。7日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在23歳のT・チャロバーはチェルシーの下部組織出身。ハダースフィールドやロリアン(フランス)へのレンタル移籍を経て、2021年8月にチェルシーのトップチームデビューを飾った。在籍2年目の今シーズンはここまで公式戦18試合に出場。主戦場のセンターバック(CB)だけでなく、右サイドバック(SB)としても起用されている。

 そんなT・チャロバーに対し、インテルが関心を寄せているようだ。最終ラインの主軸として活躍中のスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が決定的となっているインテル。夏の移籍市場での後釜確保に向けて現在は獲得候補のリストアップを進めており、その中にT・チャロバーの名前も含まれているようだ。インテルは以前から同選手を注視しており、昨年夏の移籍市場での獲得の噂も挙がっていた。

 チェルシーとT・チャロバーは昨年11月に契約を2028年夏まで延長したばかり。しかし同選手をめぐっては、フランス代表DFブノワ・バディアシルの加入や同DFウェズレイ・フォファナの戦線復帰によって、今後チーム内での序列が低下する可能性が高いと噂されている。今冬の移籍市場で積極補強を敢行したチェルシーが、夏の移籍市場において移籍金回収のためにT・チャロバー放出に踏み切る可能性も低くはないと『デイリーメール』は指摘している。

 なお、インテルはT・チャロバーのほかにローマ所属のイングランド人DFクリス・スモーリングや、アタランタ所属のイタリア代表DFジョルジョ・スカルビーニ、トルコ代表DFメリフ・デミラルにも関心を寄せているという。