2月3日は節分! 恵方巻の売れ筋と値上げ影響は? 広島
2月3日は節分!広島市内のスーパーや街のすし店では恵方巻の販売が始まっています。今年の売れ筋や気になる値上げの影響とは?
安村恵美記者「ずらーりと並ぶ恵方巻!今年はちょっとぜいたくなものが売れ筋なんです!」
2種類のアナゴが楽しめるものや、ホタテをぜいたくに使った恵方巻も。イオン宇品店では近年、新型コロナの影響でおうち需要が高まっていることからプチぜいたくな恵方巻が売れ筋に。
今年は、東京の有名すし店が監修する恵方巻を去年に比べ、2割ほど多く取り揃えています。
安村恵美記者「今年の方角は南南東!ではいただきます!海の幸がぎっしり詰まって、ぜいたくな気分になりますね~」
また、最近の値上げラッシュを受け、ハーフサイズなど少量のものも去年より増やし、節約ニーズにも対応しているということです。
イオン宇品店 丸岡博文さん「今までは恵方に向かって無言で1本丸被りして食べるという行事的なものでしたが最近は一つのイベント的な楽しみ方をしているお客様が多いです」
一方、安佐南区で50年営業を続ける寿司店では具だくさんが特徴だという恵方巻は、2月3日の節分にはすでに200本以上の予約があるということです。
御用寿司 山本浩二店主「(値上がりは)全般ですけど、このかんぴょうでもやっぱり調味料いるじゃないですか。みりんとかしょうゆとかそういうのも全部上がってるんで」
あなごやたまごなど6種類の具材を使った恵方巻は1本660円。店で使う材料費などの高騰に加えガスや電気も値上がりしているため今の値段での販売は厳しいといいます。
御用寿司 山本浩二店主「店自体50年で常連さんも多いのでその期待に応えたくてどうしても(値段は)上げられないですよね。とりあえず頑張れるところまでは頑張りたいんですけどどうしようもなくなったら(値段を)上げるしかないなと思ってます」
2月3日の節分には価格高騰の波を乗り越え福を呼びこむことはできるのでしょうか。