ロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

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「まだMLBと契約を結べる資格を得ていない」としつつも…

 野球日本代表「侍ジャパン」に選出されたロッテの佐々木朗希投手が早くも米メディアから注目を集めている。MLB公式サイトが実施した球界の若手有望株ランキングの投手編で得票があった。「最も興味深い名前はササキだったかもしれない」と伝えている。

 最速164キロを誇る佐々木朗は昨季初めて開幕ローテーションに入り、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で史上最年少での完全試合を達成。プロ野球記録の13者連続奪三振を記録し、米メディアからも高く注目されていた。今季はプロ4年目で海外FA権の取得はまだ先。同メディアは「日本人右腕は2022年、ロッテで圧倒したが、まだMLBと契約を結べる資格を得ていない」と伝えたものの、すでに高い注目を浴びているようだ。

 球界最高のプロスペクトの投手編は、MLB球団のGMやファームディレクター、スカウトディレクター、分析専門家まで様々な関係者に見解を求めたという。1位はアンドリュー・ペインター(フィリーズ)。2位以降はグレイソン・ロドリゲス(オリオールズ)、エウリー・ペレス(マーリンズ)、ボビー・ミラー(ドジャース)とマイナーの有望投手が並んだ。3月のWBC後に「SASAKI」がランキングを駆け上がっている可能性もありそうだ。(Full-Count編集部)