決済ブランド「COIN+」、楽天銀行との連携を開始

写真拡大

 リクルートMUFGビジネスは12月21日に、同社が提供する決済ブランド「COIN+(コインプラス)」において、楽天銀行との連携を開始した。

 同社はこれまで、都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行と広く連携を進めてきたが、今回の楽天銀行との連携は、インターネット銀行との初の取り組みとなる。

 同提携によって、ユーザーは「COIN+」アカウントに楽天銀行の口座を登録することで、他の登録可能な金融機関の口座と同様に、無料で「COIN+」への入金(チャージ)できるようになるとともに、COIN+から同口座への出金も可能となる。

 COIN+は、決済手数料を0.99%(税抜)に設定し、一般的なキャッシュレス決済の手数料3〜5%と比較して安価にすることで、加盟店の手数料負担を抑えられる決済ブランド。同じくリクルートMUFGビジネスが提供するデジタル口座管理・決済アプリ「エアウォレット」に決済機能として組み込まれているほか、既存アプリへの組み込みにも対応しているので、事業者は自前の会員アプリに決済機能を追加できる。ユーザーは、「COIN+」加盟店にて、エアウォレットやCOIN+を組み込んだ会員アプリを使ったコード決済が可能になる。

 エアウォレットは、デジタル口座の管理や送金・キャッシュレス決済を、単体で完結できるスマートフォンアプリ。三菱UFJ銀行をはじめとするさまざまな銀行の預金口座とデジタル口座を連携させることで、口座間での入出金やアプリ間での送金・受け取りのシームレスな実行を可能にする。