スキーケースはどれがおすすめ?1台用・2台用・オールインワンなど種類を解説
スキーケースは、スキー板を持ち運びしやすくすることはもちろん、特に長い板を運ぶ場合、運んでいる最中に傷付けてしまうことがあるため、板を保護する目的でも使われています。
そんなスキーケースには、サイズや形状によってさまざまな種類があります。
この記事では、スキーケースの種類や選び方を紹介します。
スキーケースは種類が豊富
まずは、スキーケースの種類について解説します。
それぞれの特徴や違いを知り、目的に合うスキーケースのタイプを見極めましょう。
1台用
スキー板1組とストックが収納できる1台用のスキーケースは、スキー板をコンパクトにまとめて持ち運べるというメリットがあります。
スキー場への移動だけではなく、スキー板を保管する際にも利用でき、1つあると重宝するでしょう。
ただし、スキーウェアやブーツなどの荷物は1台用のスキーケースには入らないため、別のバッグに入れて持ち運ぶ必要があります。
荷物が複数個になるので、バスや電車、新幹線などの公共交通機関を利用するときよりも、自家用車でスキー場に行く場合におすすめのタイプです。
2台用(キャスター付き)
複数台のスキー板を使い分けたい人や、家族やカップル、友人と一緒にスキーを楽しむ人は、スキー板とストックがそれぞれ2組分収納できる、2台用のスキーケースを用意しておくのも良いでしょう。
また、2台用のスキーケースには、キャスター付きのタイプもあります。
3台用(競技用)
スキー板とストックを3組分収納できる3台用のスキーケースは、競技用として使われることが多いです。
また、ケースの長さが200cm以上のものが多いので、長めのスキー板を使うスキーヤーに適しています。
ただし、3台用のスキーケースはキャスターが付いていないものが多いようです。
重量があり、持ち運びが大変なので、自家用車に積み込んで移動したり、先に宅配便で送っておくなど、移動方法を考える必要があるでしょう。
オールインワン
これまで紹介したスキーケースの場合、スキーとストックを収納するのが基本となります。
そのため、スキーウェアやブーツなどのほかの荷物は別のバッグに入れて持ち運ぶことになり、スキー場への移動手段によっては不便に感じることがあるかもしれません。
一方、オールインワンのスキーケースは、スキー板とそのほかの荷物を1つにまとめて収納できるため、バッグの数を増やさずに荷物を持ち運べるのがメリットです。
キャスター付きのタイプを選べば、荷物が重くなってしまった場合でも、重さを軽減して持ち運ぶことができます。
ジュニア用
ジュニア用のスキーケースは、スキー板のサイズに応じて、100~160cmくらいまでのサイズ展開があります。
開閉口が大きく開くほか、生地が余らないように設計されているものも多いため、子どもでもスキー板の出し入れや持ち運びがしやすいのがメリットです。
また、ジュニア用のスキーケースはショートスキーも収納できるので、ショートスキー用のスキーケースを探す場合は、ジュニア用をチェックしてみるのもおすすめです。
ソールガード
ソールガードとは、スキー板を持ち運ぶ際に、板と板の滑走面が擦れて傷付くのを防ぐために装着するアイテムです。
スキー板をスキーケースを使わずに持ち運ぶときはもちろん、収納して持ち運ぶときにも、ソールガードを装着すると滑走面をカバーすることができます。
また、肩掛けベルトが備わったソールガードはそのまま持ち運ぶことができ、スキーケースとして代用することも可能です。
比較的簡単に装着ができるため、スキー板を手早く手軽に運びたい人は、ソールガードをチェックしてみるのもおすすめです。
スキーケースの選び方
スキーケースは種類やサイズ以外にも、用途に合ったものを選ぶことが大切です。
スキーケースを選ぶときは、以下の点をチェックしてみてください。
スキー場までの移動手段
スキー場への移動手段としては、公共交通機関や自家用車といった手段が考えられるため、それぞれの移動手段に合ったスキーケースを選ぶことが大切です。
公共交通機関でスキー場まで移動する人は、必要な荷物を1つにまとめられ、持ち運びがしやすいオールインワンタイプ、もしくはキャスター付きのスキーケースを選ぶのがおすすめです。
一方で、スキー場まで自家用車で移動する場合は、スキー板とストックだけをコンパクトに収納できる1台用のスキーケースが適しています。
自家用車の収納スペースによっては、オールインワンタイプのスキーケースを乗せられない可能性があるため注意が必要です。
持ち込みか配送か
スキーケースを手荷物として持ち込むのか、宅配便で送るのかによっても適した種類が異なります。
スキーケースを手荷物として持ち込む場合は、できるだけ軽量でコンパクトなものや、キャスター付きで持ち運びやすいものを選びましょう。
宅配便で送る場合は、すべての荷物を1つにまとめられるオールインワンタイプがおすすめです。
ただし、重量が30kgを超えるスキーケースの配送は、宅配業者が対応していない場合もあるので、注意してください。
必要な荷物をケースに詰めたらスキーケースの重さを測り、配送可能かどうかを宅配業者に確認しておくと良いでしょう。
ディティールや機能性
スキーケースを選ぶときは、ディティールや機能性にも注目してみましょう。
例えば、持ち運ぶ際に便利なハンドル付きのものや、配送伝票を入れられる送り状ホルダー付きのものなど、使い勝手の良いスキーケースも販売されています。
また、オールインワンタイプのスキーケースに小物類もまとめて収納するなら、収納部分が細かく仕切られたものや、収納ポケットが複数付いたものが便利です。
ケースの中で小物が乱雑になりにくく、どこに何を入れたかが分かりやすいため、スキー場で小物を使うときにもスムーズに出し入れできます。
スキーケースは見た目のデザインも大事!こだわって選ぼう
スキーケースを選ぶ際には、収納したいスキー板の枚数以外にも、移動手段や持ち込み方を考えることも重要です。
加えて、キャスター付きや送り状ホルダー付き、収納ポケットの有無など、ディティールもしっかりと確認しましょう。
また、種類や機能性だけでなくデザイン性にも注目して、持っていて気分が上がるようなものを見つけたいものです。
スキーウェアを中心に展開しているブランドでも、スキーケースを取り扱っている場合があるので、ウェアや小物と併せてぜひチェックしてみてください。