Windows 10/11対応ファイル管理ツールは、タブ型でおしゃれなデザイン

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Windowsでフォルダやファイルを管理するには、標準で用意されているエクスプローラを利用する。

しかし、中には機能が物足りない、またはもっと凝ったデザインのツールが使いたいという人もいるだろう。

そんな人は、ぜひ今回紹介するツールを試してみよう。


●タブ型のファイル管理ツール
「Files」はMicrosoftストアで入手できる無料のWindows10/11対応のファイル管理ツールである。見た目はWindows標準のエクスプローラと似ているが、「タブ型」であること大きい違いとなっている。

ツールバーの[+]をクリックすると新しいタブが開き、異なるドライブ・フォルダを表示できる。複数のドライブ・フォルダを切り替えてファイルを管理したいとき便利だ。

フォルダ・ファイルの表示方法はツールバーの[レイアウト]で変更できる。「大アイコン」「小アイコン」「詳細」などはエクスプローラと同じだが、エンスプローラにはない表示方法として「カラム」が用意されている。

これはMacのファインダーではおなじみの表示方法で、左の列から順番に「フォルダ→サブフォルダ→……その中のファイル」という形式で表示する方法だ。Macに慣れているユーザーにとっては使いやすいだろう。


Filesはタブ型のファイル管理ツール。ツールバーの[+]をクリックして、新しいタブに別のドライブ・フォルダの内容を表示できる。



ツールバーの[レイアウト]で表示方法を変更できる。



Macのファインダーではおなじみの「カラム」形式の表示


自分好みにカスタマイズできるのも、エクスプローラにはないFilesの魅力だ。
右上の歯車アイコンをクリックすると設定画面が開く。[外観]の[色を選択]では「ライト/ダーク」、[カスタムテーマ]ではカラフルなテーマを選択できる。

[個人用設定]では表示方法を細かくカスタマイズすることが可能だ。
[マルチタスク]では、「デュアルペインビュー」の有効/無効を設定できる。
これは、1つのウィンドウ内に異なるドライブ・フォルダを表示する機能だ。
タブやウィンドウを切り替えることなく異なるドライブ・フォルダ間でファイルをコピー・移動できるので、慣れると便利だろう。


[歯車]アイコンをクリックすると設定画面が表示される。



[外観]の[カスタムテーマ]ではカラフルなテーマを選択できる。



さまざまなテーマを選択できる。



さまざまなテーマを選択できる。



[個人用設定]では表示方法を細かくカスタマイズすることも可能。


Filesには、そのほかにもエクスプローラにはない機能・設定が多数用意されている。
エクスプローラでは物足りない、あるいはもっとおしゃれなデザインのファイル管理ツールが使いたい人にはピッタリだと思うので、興味があればぜひ試してみてほしい。

Files




井上健語(フリーランスライター)