面倒な排水口掃除。放っておくとヌメヌメしたり、水が流れにくくなることも…。ここではアラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、排水口掃除を劇的にラクにする方法について教えてくれました。

排水口の掃除は「寝る前の塩素系漂白剤」で劇的にラクに

排水口の掃除は、おっくうな作業のひとつ。私は台所の排水口にヌメヌメを「こすり洗い」をしていました。油っぽい料理をつくったあとや、夏場で温度が高いと汚れがつきやすいんですよね。月に数回掃除をしていたのですが、もっと簡単な方法はないかなと探していました。

【写真】寝る前のひと手間で、排水口のキレイな状態を保てます

結果、寝る前に「台所用塩素系漂白剤」を回しかける方法が、私には簡単で続けられました。今回は、排水口の汚れを取る簡単な方法を紹介します。

 

●寝る前に、塩素系漂白剤と水をかけるだけ

私がおすすめする排水口掃除のやり方はシンプル。
準備として、一日の終わりに洗い物を片づけてシンクをきれいにし、ゴミ受けのゴミは捨てておきます。
換気扇を回し、ゴム手袋をはめます。あとは…。

(1)排水口の内部に、塩素系漂白剤をキャップ1杯かける
(2)コップで水を回しかける

これだけです。コップの水は、塩素系漂白剤が全体にいきわたるようにかけます。

試してみると、これだけでヌメヌメが大幅軽減するのです! もちろん、まったくゼロにはなりませんが、塩素系漂白剤をかける前と比べ、7〜8割は汚れが減った実感があります。

●塩素系漂白剤は安くてどこでも手に入るのがメリット

塩素系漂白剤のいいところはなんたって安価なこと。100円ショップでも売られていますし、スーパーのPBでは88円とより安い製品もあります。泡タイプの洗剤に比べて、液体タイプは経済的でうれしいですね。

また、この方法は「簡単さ」がいいのです。排水口の部品をつけおき洗いする方法もよく見かけますが、この方法だとジャッと回しかけるだけでいいのがポイント! おかげで、ズボラな私でも続いています。

 

●ゆるく3日に1回。ズボラな人こそやってみて!

以前の記事でも紹介しましたが、私は、夕食が遅くなると洗い物をせず寝てしまいます。なのでゆるく3日に1回くらいのペースで続けています。それでも、じゅうぶん効果は持続しているのです。

注意点としては、作業する際は換気扇を回して換気を行いましょう。またゴム手袋をして手に直接触れないようにガードしてくださいね。
台所掃除がラクになるヒントになれば幸いです。

※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また洗剤の注意書きを確認してから試用してください。各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用してください。