ジュニアGPポーランド大会、合計205.90点でシリーズ初優勝を果たした中井亜美【写真:Getty Images】

写真拡大

ジュニアGP第6戦で優勝

 フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第6戦ポーランド大会は7日(日本時間8日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の中井亜美(MFアカデミー)が136.90点をマーク。合計205.90点でシリーズ初優勝を果たした。国際スケート連盟(ISU)は演技動画を公開。3回転アクセルも華麗に決めた14歳に、海外ファンからも「スペクタクルだ!」「ユカリ・ナカノを思い出させる」などと反響を集めている。

 白を基調とした衣装で登場した中井。冒頭、3回転アクセルを美しく決めると、場内からは拍手が送られた。続く連続ジャンプもきっちり着氷。大きく乱れることなく滑り切り、フィニッシュ後は両手を突き上げてガッツポーズ。やり切った笑顔を見せた。キス・アンド・クライで得点を確認すると喜んだが、すぐに顔を両手で覆い感極まった表情を見せた。

 実際の映像を国際スケート連盟ジュニアグランプリ公式YouTubeチャンネルが公開。日本のファンのコメントのほか、海外からは「痺れるパフォーマンス! ピュアな才能だ」「スペクタクルだ!」「ジャンプの特に踏み切りのテクニックがユカリ・ナカノを思い出させる」「アメージングだね」「音楽も良くて、全ての面で衝撃的だ!」「お気に入りのジュニアの一人だよ」などと書き込まれていた。

 涙を見せた中井。合計205.90点は日本女子歴代8位の高得点。12月に行われるジュニアGPファイナル(トリノ)への進出も決まった。

(THE ANSWER編集部)