谷原章介

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 30日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、滋賀県野洲市の市立小学校で発生した男性教師による児童へのいじめ行為について報道。教師によるある問題発言に対するMC谷原章介の指摘が、ネット上から疑問の声を集めている。

 小学2年生の担任教師による男性児童へのいじめ問題。教師は5月頃から授業中の当該児童からの質問に「言葉知らんな」と返したり、ほかの児童に対し、「スルー(無視)しよう」などと呼びかけ。さらに、この児童のためと称し「言葉クイズをしよう」「みんなのためではなく、言葉を知らない男子児童のためにやります」などと発言していたという。

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 また、この教師は保護者面談の際、当該児童の母親に対し、「お子さんは注意欠陥・多動性障がい(ADHD)なので、発達検査を受けるべきだ」と発言。児童を独断で発達障がいであると決めつけていたという。

 市の教育委員会はいじめ事案を認め、29日に開いた会見で謝罪している。
 この報道に、谷原は番組で「僕これ、いじめじゃなくて虐待だと思いますよ」と怒り。「小学2年生っていうのは、まだまだ個々の成長のばらつきがすごく大きくて。精神面、体力面、そして学習の習熟度。そこに大きな違いがあることは当然なんですから」と指摘。そこをお互いに補っていくことこそが、教師の役割だと持論を展開した。

 一方、谷原は教師が児童の母親に対し「発達検査を受けるべきだ」と発言したことについては失笑。腕組みをしながら「失礼極まりないね!」と苦言を呈した。

 しかし、この発言にネット上からは「発達障がいだと言うことを失礼極まりないって言うのも失礼では?」「それは発達障がいの人や家族を傷つける言葉」「差別的で悲しくなった」「発達障がいって言われることは侮辱されてるってことになるの?」「発達検査を受けることが恥ずかしいと思わせないで欲しい」という批判や訴えが聞かれていた。

 怒りのまま発言した様子の谷原だったが、配慮が足りていなかったようだ。