金融オンライン スクールグローバルファイナンシャルスクールは8月18日、 全国の新社会人806人に対し実施した、今年の夏のボーナス事情と将来の昇給展望に関する調査の結果を発表した。

調査の結果、社会人1年目、調査時点で約4カ月目に過ぎないにもかかわらず、すでに3割が「給料が上がると思わない」と回答したことがわかった。理由としては、「不景気」「業績が良くない」「今の日本の経済状況」「先輩の給料が上がっていない」などの声が上がっているという。

ボーナスの有無を聞いたところ、69.9%がボーナスを受け取ったと回答。ボーナスが支給されなかった人にその理由を聞いたところ、65.0%が「1年目はボーナスが出ない」という回答だったとのこと。「会社の業績が悪いから」がボーナス未支給の理由となったのは4.1% にとどまり、「年俸制だから」(8.2%)という人もいた。

ボーナスの使い道についての質問では、「預貯金をる 」(63.8%)が他の回答に大差をつけて最も多く選ばれた。以降、「 レジャー・旅行に使う 」(22.9%)、「生活費に充当」(20 6%)と続いており、今年の新社会人の堅実さと、ボーナスを自身のために使う傾向なども明らかになった。「投資をする」と回答した人も11.9%いたとのこと。

ボーナスをもらった新社会人は7割 資料:グローバルファイナンシャルスクール